僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。1つの大きな家族の中に生まれた。しかし、僕はほかのみんなとは違っていた。説明しよう。個々の世界には火、風、水、土、葉があった。生まれてきた子はその中の一つが使える...はずだった。僕は生まれてから10か月ほどで度の魔法が使えるのかのテストすることになった。僕の周りに火石(かせき)、風石(ふうせき)、水石(すいせき)、土石(どせき)、葉石(はせき)を置き、何か魔法のような事を言っていた。どれも光りはしなかった。僕にはいったい何をしているのかは分からなかったが、お父さんが「こ、これは!?」と少しがっかりしていたように言っていた。どうやら僕にはその5つの魔法がどれも使えないようだったが、僕はそれほど気にはかからなかった。僕はそれから2年後、僕は自分で作った魔法の言葉を適当に言っていた。「ホノウノヤイバ、ヒカリノケンジャ、ダークネスソード」と言うと、影のように黒い剣がどこからともなく出てきた。それは小さめだが、とても強そうだった。まるで黒いもやもやで作ったようだった。試しに頑張って持ち、木を切ってみると、スッパリと木が簡単に切れた。この剣は多分何でも切れるだろう。それを見終わったらお父さんに報告しに行こうとしたが、やはりやめようと思った。色々めんどくさそうになると思ったからだ。それから色々な魔法を自分で覚えた。他の皆は僕が魔法を使えないと思っているため、教育を付けていない。そのため、誰も魔法を教えてくれないからだ。 例えばダーボール:(ファイヤーボール:飛ぶ火の玉)のようだが、黒く、どんなものでも暗闇あるいは影をたどって暗闇が続いていたら、何千キロでもまっすぐ行ける。しかし、暗闇の中以外だとすぐに爆発し、自分も痛めることも可能。ブラックホール:なんでも吸い込むが、中は空気のない4次元空間で、出し入れができ、まるでドラえもんの4次元ポケットが浮いている穴になった感じ。ブラックペン:どこにでも人差し指で黒いボールペンのように書けるだけ。しかし、まあまあ使えそうと僕は判断した。シャドウイン:影や暗闇の中に入り、行動できる。しかし、そこを矢などで刺されると、僕もダメージを食らうとても便利なものだ。いつでも隠れて昼寝ができる。シャドーツール:影や暗闇を使い、前見た剣のようなツルハシや斧を作れる。しかし、性能はそんなによくない。ブラックアイ:左目が赤くなり、目の周りを覆うように黒い炎が出て、どんなものでも透けて見える、とても便利なもの。ブラックボディ:体に手などが出てき、30分で消える。エンチャンター:毎日ランダムなエンチャントになり、自分や武器などに使える。ブラックフォルダー:どんな音声でも見たものでも、自分が考えたことでもなんでも好きなだけ入れ、フォルダーのように一生覚えておくことができる。 今はこのぐらいだけしか使えない。そして、僕は今、ダークボールを使いこなすように毎日ひっそりと練習を続けている。 今日は練習開始から1カ月、僕は火の特性を持った子供がファイヤーボールを習うところから一枚の鉄の板を持ち出した。それを木に立てかけ、ダークボールを打つと、大きな爆発がおきた。それを聞きつけた2人メイドが「いったいどうなさいましたか?」と大慌てで走ってきた。やばい! と僕は思い、つい最近得意になったシャドウインを使い、木の影に入ったが、メイドAに見られた気がした。お願いだからどこか行ってー「あら?これは何かしら」とメイドAが不思議そうな顔をした。「これってファイヤーボールの練習の時に使っているものですよね」2人は相手の顔をポカーンとみていた。「これはいったい...」と、メイドB。その鉄の板が完全に焼き焦げていた。「私たちってこれをカリゲス様(エグレス・カリゲス)に報告しなくちゃいけませんね。」2人が報告しに大慌てで走り去った後、僕は出てきて、どこかに隠しておこうかと思ったが、そうしたらメイドたちが怒られそうに思ったから、やめた。それよりお父さんがどういう反応をするのか見たかったという心もあったからだ。 その後、僕はまたもや木の影に隠れ、待っていた。5分後、お父さんと他のボディイガードと一緒に走ってくるのが見えた。「いったい何だこれは!?」お父さんの顔は少し青ざめていた。「いったい誰がやったのだ!?今すぐ火使いを集めよ!」
2023年2月7日
僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。一つの大きな家族の中に生まれた。この世界には火、風、水、土、葉という魔法が存在するが、僕はそれが一つも使えない。しかし、僕は暗闇の魔法が使える世界でたった一人のダークネス魔術師。 ボディーガードが走っていくと、僕は草の影にで、棒を拾いまるでこの騒ぎを聞きつけたかのようにお父さんのところに駆けつけた。「僕も来ますか?」と、僕は心の中で喜びながら聞いた。何も魔法が使えない人がこんなことができたからだ。「エルゼンか。お前はいい。」「はいお父さん。」と、僕はスキップしながら出て行った。「???」それを見ていたメイドの二人が変に思った。 それからしばらくしてみんなが集まった。「あ、カリゲス様。いったいどうしましたか?」と、連れてこられた火使いの一人が言った。「これが見えるか?」と、完全に黒焦げになった鉄の板を見せた。「こ、これはどういう...」火使いの皆は全員驚いていた。「これは誰か火使いが完全に焼いたと判断したため、君たちを呼んだというわけだ。」と冷静ながらお父さんは言った。「こんなことができるのは誰だろう。」「その人にどうしたらそんなに強くなれるのかを聞きたいなー」ザワザワと周りがうるさくなっていった。「静かに!」お父さんは少し怒っているように見えた。「それではそなたたちの力を見せてもらおう。そしてこの鉄の板のようにこちらの鉄の板をできるか見せてもらう。」彼の横には焼き焦げた鉄の板ときれいな鉄の板が置かれていた。「もしも出来たとすれば、この一万ビット(一万円)を賞金として渡す。」ザワザワと、そこら中から話し声が聞こえてきていた。「それでは順番にこの鉄の板にファイヤーボールを打ってみたまえ。」それから皆が鉄の板にファイヤーボールを打ってみたが、みんなが力を合わせてもほんのちょっとだけ焦げただけだった。これでは完全に焦がすのは一日をはるかに超える時間が必要になるだろう。「彼らがだめならいったい誰がやったのだ。」と、お父さんはとてつもなく困っている顔になっていた。その後、この話は一旦保留になった。 僕は五歳。今日は五月十四日。シャドウボールを使いこなした今、僕はとてつもなく暇だ。そして、それから五日間。めちゃくちゃ暇でたまらなかった。五月十九日、僕の家にいある人物が来た。「今日は。ガリゲス様、エルゼンさん。私の名前はガーリネット・ハリゼンテル(がーりねっと・はりぜんてる)と申します。ガーネと呼んでください。」ガーネは髪は少し白い黄色で、目は焦げ茶色で小さく、普通に可愛く優しそうな女の子だった。「おはようございますガーネさん。お待ちしておりました。」と、お父さんが返事をした。「え?は?」僕はとてつもなく混乱していた。なぜかというと、僕は一切こんなことを聞いてなかったからだ。「クスッ、エルゼンさんは聞いていなかったようですね。」「そういえば言っていなかったな。」お父さんは、いつもの顔が少し乱れていた。「エルゼンさん。私は今日からここに泊まることになりました。これからよろしくお願いします。」彼女の顔は普通に笑っていた。「エルゼンさんじゃなくてエルゼンでいいよ...ってえ!? 今なんて言いましたか!?」と僕は死ぬほど驚いた。「今日からここに泊まる事になったと...」「@♯$%#」僕はどう返事したらいいのか全く分からなくなった。「クスッ」とまたもや彼女は笑った。「それでは少し中に入れてもらっていもよろしいですか?」と、彼女言い、「いいでしょう。」と、お父さんが返事した。その後、一人のメイドが彼女を僕たちのデカい家(自分でも迷子になったことがある。)の中を説明しにいった。僕は自分の部屋に行き、ベッドに寝転がった。まさか誰かが住みに来るとは...しかも女の子で。それから10分後、僕は何かをするために部屋を出た。するとそこへガーネさんが歩いてきた。まるで僕の行動がすべて見えているように感じ、不気味に思えた。「今日は。エルゼさん。」僕は3歩あとずさりした。
2023年2月9日
僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。一つの大きな家族の中に生まれた。この世界には火、風、水、土、葉という魔法が存在するが、僕はそれが一つも使えない。しかし、僕は暗闇の魔法が使えた世界でたった一人のダークネス魔術師。僕たち2人の時間的なもの...
2023年2月10日
僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。一つの大きな家族の中に生まれた。この世界には火、風、水、土、葉という魔法が存在するが、僕はそれが一つも使えない。しかし、僕は暗闇の魔法が使えた世界でたった一人のダークネス魔術師。自分が最初に倒したモンスター
2023年2月11日
僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。一つの大きな家族の中に生まれた。この世界には火、風、水、土、葉という魔法が存在するが、僕はそれが一つも使えない。しかし、僕は暗闇の魔法が使えた世界でたった一人のダークネス魔術師。「僕は、みんなとは違う魔法を持っているのです。」と、力を入れて無理やり言うと、「ほう。どういうことかね?」僕がお父さんを見ると、興味を乗ってくれたようだった。ホ、「僕は暗闇の魔法を持っているのです。まあそれは僕が勝手につけた名前ですけど。」「なるほど。見せてくれんかね。」と、お父さんは立ち上がった。「それでは必ず一人で試しに鉄の板を持ってきてください。それでは森でお待ちしています。」と僕は言い、森に走っていった。僕が出ていくのを見て、メイドやボディガードなどが入ってきた。「鉄の板を用意してくれ。それと、誰もついてくるな。ついてくると、絶対についてくるな。」と、いつも通りのお父さんが言った。「「「「は!」」」」と、四人の兵が走り出て行った。それから二分後、四人が板を一枚づつ持ってきた。それをもって、お父さんは出て行った。「エグレス様は本当に力が強いわね。」とメイドたちの中で話しているところもあった。僕たちでは、「おーい!」と戻って来た僕が言った。「どうだった?」と聞かれたので、「多分うまくいったと思うよ。」「へー。それでどこを借りるの?もしも許可が出るなら。」と聞かれたので、「スタジアムを借りるよ。だって...」ドズ!っとお父さんがもう来て、四枚の鉄の板を地面に置いた。来るの早ってかまあ力がめちゃくちゃすごいからもう家一件片手で持ち上げれるぐらいだから無理もないか。「持ってきたぞ。それでは何なのかを見せてもらおう。」とお父さんは真剣な顔で言った。「それではお見せしましょう。」と僕は板を機に立てかけてシャドウボールを打とうとしたが、やめた。「もうちょっと誰もいないところに行けますか?」と聞くと、「よかろう」と僕たちと、鉄の板を担いで、森のど真ん中に行った。「ここでよいか?」と聞かれたので、僕はこうこたえた。「ばっちりです」そこにまた鉄の板を置き、シャドウボールを放った。そのシャドウボールがつの板に当たると、大爆発が起きた。もうたぶん一キロ先の人でも聞こえただろう。「キャッ」とガーネは腕で顔を隠したが、お父さんはびくともしなかった。しかし、目だけは驚いていた。「お前はあの、焼き焦げた鉄の板の犯人だったということか。」とお父さんは僕に対していった。「まああれは三歳の時です。」と僕は手を一瞬休めた。「でも僕はあなたと約束したいことがあります。」と僕は真剣な顔で言うと、向こうも真剣な顔で返事をした。「それは何だ。」「このことを黙っていてほしいのです。」と僕が言うと、「分かった。」とだけ返事が来た。「それと、あなたが誰かと戦争をしているとき、助けてほしかったらいつでも呼んでください。できるだけ早く行きま...」と言おうとすると、クイクイと、ガーネさんが僕の服を引っ張った。「ああそうか。用があったらできるだけ早くその用を終えていきます。」と僕は言いました。「しかしどうやって誰にも見られずに戦争をするのだ?」と聞かれると、僕はにやりとした。「シャドウボディ!」と僕が叫ぶと、体影のように黒いスライムみたいなもので僕の体が囲まれて、スライムが消えると、目の少し下から下の体がが完全に影になった。「ほう。これで出るということか。」とお父さんは感心していた。「それとお父さんに渡したいものがあります。」と僕は言った。「渡したいものとは?」とお父さんは目をこっちに向けた。「ブラックホール」と僕が言い、その中からドラゴンのウロコを一枚とった。「中身は完全になかったですけど、これだけならとても固くて取れました。これをどうにか使ってください。」と僕はその一枚をお父さんに渡した。それを受け取ったお父さんは、「やはりあのドラゴンを倒したのもお前だったか。」ともう驚きすぎて驚けなくなったようになっていた。「はい。まあ...そういえばガーネさんの光りの魔法はどのぐらい強いのですか?」と僕はずっと置いてしまっていたガーネさんの方を向いていた。ガーネさんは木の根っこを見ていた。ん?と、僕が近づいてガーネさんが見ているものを見てみると、「ぎゃ!」と僕は後ろに飛んだ。何かの虫がいたからだ。どうやらガーネさんは虫が嫌いでもなんでもなさそうだ。「む、むむむっむ虫~!」と、僕はほかの木の後ろに隠れた。「どこかにやってー!」と僕は足をがくがくさせて叫んだ。「ハ、ハ、ハ。そういえばお前は虫が苦手であったな。」とお父さんは笑っていた。「だから笑っていないでどこかにやってー!」それから五分後、一応ガーネさんがどこかにやってくれた。「ふう。それじゃあもう一度聞くけどガーネさんの光の魔法はどのくらい強いの?」と聞いた。「ガーネまで新魔法をもっておったか。」と言っているが、もう僕たちのことで驚けないらしく全く驚いていなかった。それは...と言い、「ライトボール!」と呪文を唱えた。
2023年2月13日
僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。一つの大きな家族の中に生まれた。この世界には火、風、水、土、葉という魔法が存在するが、僕はそれが一つも使えない。しかし、僕は暗闇の魔法が使えた世界でたった一人のダークネス魔術師。シュッ と、とても白いファーヤ~ボールが飛んで行った。それが木に当たると、ドカーン!と大爆発が起きた。「こ、これは一体どういうことだ...」と僕はめちゃくちゃ驚いた。爆力は僕の百倍はあった。大体直径一㎞で、高さ五百mの円の半分だ。するとその爆発力にたった今気ずいたように「あ、ごめんなさい、ごめんなさい。」とお父さんに誤っていた。お父さんは、「ま、まあ、いい、だ、だろう」とめちゃくちゃ驚いていた。このライトボールを数個色々な場所に落とせば僕たちの町は滅びるだろう。そのことを考えていると、ある事を思い出した。「でもどうやってこんなにトレーニングしたの?」と、聞くと、「これを使ったの、二回目なの。」と思いがけのないことを言われた。「へ?僕は練習をしたけどガーネさんは最初っからこんなに威力が強かったということ?」ガーネさんはうんと反応した。「一回目の時は2年ぐらい前だったの…」
2023年3月17日
僕の名前はエグレス・エルゼン(えぐれす・えるぜん)。一つの大きな家族の中に生まれた。この世界には火、風、水、土、葉という魔法が存在するが、僕はそれが一つも使えない。しかし、僕は暗闇の魔法が使えた世界でたった一人のダークネス魔術師。「何かしない?」僕はとても暇になっていた。「まあ何かを刈りに行くか?」お父さんが提案を上げたので、どうでもいい僕は、はーいと手を挙げた。ガーネさんはついていきたいという感じの顔で手を挙げた。この旅行みたいなものがたくさんの人の命をとるということも分からないまま。「物はすべて持ったか?」「うん」「はい」というと、お父さんは僕の方を見た。「おまえの荷物はどこだ?」「ああこの中です。」僕はブラックホールを開いて、その中の荷物を見せた。すると、急にガーネさんは怒り出した。「ど、どうしましたか?」すると、お父さんがため息をついて、こう言った。「せっかくの散歩なんだから荷物ぐらいは持ったらどうだ?」えー と、僕は思ったが、しぶしぶと荷物を取り出して、かついだ。「そういえばお前たちに渡したいものがある。」と、歩いているとき、急にお父さんが言い出した。ん?なんだろう「これだ。」と、小さな小刀を取り出した。「これはエルセンがくれたウロコを研究して作ったものだ。軽くて、とても強い。鎧としても作ってみたが、難しすぎた。」ああ。確かにとても強そうだね。でも…「まあこれは使わなくていいかな。」え?と僕は言われた。僕は、ダークネスソードを取り出した。「こっちの方が使いやすいし、強いから。と、僕はブラックホールから一つのウロコを取り出して、真っ二つにした。「暗いですね…」彼女の顔は目を細めて、何かを考えていますアピールみたいなことをしていた。「これは驚いた。こんなものまで持っていたとは。お前はいったい何が限界なんだ。」いや、まったく驚いてないだろ。僕は苦笑いをしていた。すると、遠くからうなり声が聞こえてきた。「ん?なんだ?」お父さんは向こうを向いた。そっちに行き始めると、足音がめちゃくちゃデカく聞こえてきた。「な、なんだこの生き物は!?」前にいたのはトカゲの1万倍ほど、デカい多分町は一つ消えることもできるだろう。「ヂェ、ヂェザンダ…」お父さんの声が少し震えていた。「え?」僕はお父さんの方を見た。お父さんは茫然としていた。「ヂェザンダ。大きなトカゲ。大体何もできないが...あることができる。そのせいでたくさんの命がとられた。」「フャー!」とても奇妙な声をヂェザンダが出した。
2023年3月29日
「どうする?このままほっとく?それとも…」僕がお父さんに聞こうとすると、お父さんはとっさに答えた。「その答えはそれともだ。」僕の言いたかったことは、「どうする?このままほっとく?それとも町に着く前に対峙する?」だ。まあ行くか。 僕たちは荷物をブラックホールの中に置き、飛び出した。一つパンチを頭く食らわせると、意外と弱そうだった。ヂェザンダは後ろにザザッとずれた。すると、急にヂェザンダが叫んだ。耳が痛くなるような鳴き声だ。ヂェザンダが地面をたたいた。地響きが起きたかと思うと、その足から地面にひびが割れ始めた。そのひび割れはガーネさんの方に向かって動いていた。「危ない!」しかし、もう彼女の足の下にひびはあった。もうだめだ! ドカッ 彼女は空高く飛んだ。「風よ葉よ、フカフカなベッドを作りたまえ!」どこからか声が聞こえてきた。え? 僕はその声のほうを見た。誰もいない。どこだ?? 僕はそこら中を見たが、だれもいなかった。ガサガサ風? すると、竜巻が起き始めた。「な、なんだ!?」驚き僕はそこらじゅうを見た。風が一つの場所に集まり始めた。風につられて、大量の葉っぱが集まりだした。ドサ 彼女が地面にぶつかると、そこにはフカフカな葉でできたベッドがあった。よかった。 すると、お父さんの声が聞こえてきた。「まだ戦いは終わっていないぞ!」僕がお父さんの見ている方を見ると、ヂェザンダがいた。ヂェザンダがこっちをぎろりとみてきた。ゾク僕の体が勝手に動き始めた。向かている方向は…僕たちの村?ヂェザンダの言いたいことはどうやら帰れということらしい。帰ると、僕はフリーになった。言い方を変えると、体を自分で動かせるようになったということだ。僕はみんなが帰ってくるのを待っていた。それから5分ほどで帰ってきた。しかし、ガーネさんは少し焦っていた。「どうした?」僕は彼らに聞くと、お父さんが落ち着いた顔でこっちを見てきた。「彼女が逃げるように仕向けてきたから、こっちに来ただけだ。」僕が「彼女って?」と質問しようとすると、「私のことよ。」一人の少女がこっちを見てきた。「え?」どこかで見たことがあった。確か…そうだ!あのドラゴンの時に…僕がいろいろ考えていると、彼女がそれを止めた。「それよりも向こうを見てみたら?」彼女が指さした方を見たが、何も見えなかった。「何も見えないよ。」と僕が彼女のほうを見ると、彼女がとても不気味なことを言った。「ブラックアイを使えば?」と。「え?」僕は驚いたが、一応でシャドウアイを使い、見てみた。「こ、これは…」僕はあるものを見た。血の戦争にこれからなることだろう。
2023年4月5日
「こ、これは…」僕は大群の馬に乗った兵がこっちに走ってくるのを見た。「どうした」お父さんに言われて、僕は我に返らぬまま答えた。「む、向こうから大群が馬に乗りながらこっちらに…」それを聞いたガーネさんは小さな声で「ㇶ」と、びっくりした。今回はお父さんも驚いていた。そこへ、一人の兵が来た。「数十キロ先に葉渚軍がこちらに…」それを最ぎり、お父さんは数を聞いた。「およそ100万ほど」しかし、それを僕は否定した。「いや、それは違う…じゃなくて違います。約1千万ほどはいます。」僕は真剣に見た。さすがブラックアイだ。数まで約までは分かる。そこで僕はあることを思い出した。「お父さん、」「ん?」お父さんは額に汗を流しながらこっちを見てきた。「あそこの軍隊、吹き飛ばせますが消しますか?」それを彼は否定しなかった。「いいだろう。」「それではガーネさん、力を貸してくれませんか?」すると、ガーネさんははいと元気な声で答えた。しかし、手は震えていた。それは当然だ。誰だって最初はそうだ。誰かを殺すとき、誰でも恐怖を感じる。僕だって少しは恐怖、緊張があるが、これしか生き延びる方法がないのならそっちを選ぶ。僕たちは影に行き、僕がシャドウボールを出した。「これをガーネさんのライトボールで囲めることはできますか?」それに疑問を持ちながらも彼女はライトボールで囲んだ。「これに穴をあけて…」と、ダークネスソードでたくさんの小さな穴をあけた。「これをブラックホールの中に入れてブラックホールを閉じる。シャドウボール起動停止」「僕はあることを練習していたんだよね。」僕は兵たちがいる方に手を挙げた。まだブラックアイはつけている。「ブラックホール」お父さんたちでは何も起きていないように見えた。「何をしました?」ガーネさんは首をかしげて聞いてきた。「向こうでブラックホールを開いたのですよ。僕が練習していたことはできるだけ遠くにブラックホールを置くことができるということだ」「シャドウボール起動開始」そういうと、シャドウボールがブラックホールの入り口に動き出した。「入り口まで行くとライトボールの穴から光が入って…シャドウボールが爆発し、ライトボールも巻き込んで大爆発を起こす…な!?」僕は驚いた。「どうした」お父さんにきかれ、歯をかみしめながら答えた。「まじかよ…全員無実だ。」それを聞き、お父さんは「な!?」と、驚いた。「多分一番前にいる奴でしょう。彼から大量のオーラが…黒いオーラが漏れている」僕の額には汗が流れていた。「ということは…」「その通りですよ。一番前に人は僕と同じ…」そこで僕は一息吸った。「影魔法の持ち主ですよ。」まさか僕と同じ魔法使いがいるとは…もう一つ息を吸い、今回はお父さんの方を見た。「彼は僕以上の影使いです。でもまだ90キロほど先です。まだ作戦を立てるほどに時間はあるでしょう。僕の予測ではあと2日半しかありません。」それを聞き、お父さんは歯をかみしめていた。「彼らはいったい何が目当てなんだ」僕はもう一度見たが、何も情報をつかめなかった。そこまでブラックアイは優れていないらしい。「ごめんなさい。そこまでは分かりません。」僕はうつむいたが、お父さんが大丈夫だと言ってくれた。お父さんはそういうと、みんなを見て、こう宣言した。「今から会議を開く。カイデン、ラエリダとテリガジャを会議室に呼べ。作戦会議だ。」こんな状態でも勇敢なように見えるが、鼓動は速まっていて、少し焦っていることが見える。全員が会議室に集まった。僕はもちろん言ったが、ただの弟だからということにしておいた。「それでは作戦会議を始める!」
2023年4月12日
「彼らは2日半ほどでここにたどり着く。群名は葉渚軍だ。葉渚軍はいったい何が目的なのかをわかるやつは手を上げることを許可する。」お父さんがそう宣言した。どうやら王様は今外国(他の国)に行っているため、戻り会議をすることはできないらしい。なので、彼に一番近いお父さんが今回の会議で王様の代わりをすることになったらしい。1人が手を挙げた。「カイデン、なんだ。」全員慣れていた。お父さんからこの後聞いたところ、こういうことはよくあるらしい。「その数はどのぐらいだ」「その数はおそらく…」一息ずうと、心の奥から出したような声で言葉を締め切った。「約千万だ」それを聞いた人たちは、皆が目を開き、驚いていた。「な…どういうことだ!」カイデンは机を力いっぱいたたいた。「千万なんてこっちでも最高で百万程度しか出すことだできないというのに…」それから数秒、みんなは歯を食いしばって下を向いていた。「しかし、何が一体目的なんだ!」一人が言うと、お父さんが答えた。「奴らの目的はウロコだ。」「な!?何のウロコだ!」「それはドラゴン、ブラックドラゴン(英語では『黒いドラゴン』)の、だ。」それを聞き、カイデンは驚いた。「それをどうやって!…」それをサッと彼は止めた。「彼が捕まえてくれた観察人ですよ。彼は脅したらぺらぺらと必要な除法を教えてくれました。今は地下牢にいますよ。あの中にいる期間は後1週間と2日。その後は逃がしますよ。彼も一応帰ることもできるだろう。」お父さんが僕を指さした。もちろん、1人が驚いていた。「どうやってだ!」1人の人(?)に言われたが、僕は軽くこう返事をした。「銅って言われても…運がよかった、、って感じですね。」それから話し合いが始まった。少し???だ。「彼らは北東から接近している。この山が一番彼らをせき止めているが、いつまで続くかわからない。今のうちにかいぎをしなければ確実にやられてしまう。誰か意見はないか。」お父さんは冷静だった。1人目をAさんとする。2人目はBさん、3人目はCさんともする。(一応誤解されたくないのでこの人たちはAさん、Bさん、Cさんではなく、ちゃんとした名前がある。)Aさんが意見を言った。「それではそのウロコを渡せばいいでは?」しかし、それをすることはお父さん以外はできないと思っていた。「それは無理だろう。」Bさんが怒らずに言い返した。「そのドラゴンは誰かがもう倒してある。そいつを見つけ出して渡してもらわなければそれを実行することは完全に不可能だ。」彼はあっていた。もちろんその『誰か』というのは僕のことだが、ウロコを渡すことはできるわけがない。しかしどうしたらいいのか…そこで、Cさん、科学者のリーダーが意見を言った。「カリゲス様、この前にあのブラックドラゴンのウロコを1つ渡してくれましたよね。あれはいったい誰からもらったものなのですか?」皆は乗り出して、お父さんをみた。「そ、それはだな…」それから、皆がせーのというように、「それは?」同時に言っていた。「そ、それは…」お父さんは嘘をつくのが少し苦手だった。「それはただ森の中で発見したのだ。」それを聞いた皆はなぜか納得していた。「なるほど。」「そういうことだったのか。」「それなら分かる。」しかし、1人だけ納得していなかった。それは研究者のリーダー、Cさんだ。「それではあの時に作った小刀はどうしましたか?」Cさんは普通の人とは違い、とても頭がよく、情報が集まりさえすれば誰の嘘でも見分けることができるとても不気味は人だ。僕でももう少しで影魔法のことを気づかれそうなことがあった。その時は、一応ギリギリ逃げ切ることができたが、多分後もう2年ももたないだろう。もしかしたら1日も…「それは彼らに渡しましたよ。」お父さんは嘘じゃないことを言うので、と手むすらすらと言っていた。僕らが見せると、疑いの目で見ていたCさんはようやく納得した。危なかったー。
2023年4月19日
「それで、これはいつまでかかるんですか?」「約12時間だ。」「じゅ、12時間…」僕は驚いた。軍に入るだけに、ここまでがんばる必要はあるのか?「それが入りたい人はたくさんいるのですよ。無論、報酬のためだ。」手下が短く説明してくれた。「と、いうことだ。」そう先生が言うと、手下が口出しをしてきた。「王様、私の考えを自分が考えたように言わないでください。」「す、すまん。」王様も言い返さなかった。それから20分が経つ、皆が終わりまでたどり着いた。皆はへとへとだ。「それで、次は何ですか?」ガーネさんが王様に聞いた。「次は矢を打つやつだ。」「矢を打つやつ?」僕は質問したが、彼もいそんなにわかっていないらしく、「まあ見てろ。」と素早く言ってきた。まるで、こういっているかのようだった。これ以上に質問をしてくるな。「それでは弓を持て!」皆は手に弓を持った。前に魔法で簡単にレースをやり終えた人はまた魔法を使いだした。彼は、弓を持ち、矢を放った。だが、放つときに、何かの魔法を言うと、矢が曲がり、的のど真ん中に当たった。それから、すべての矢をど真ん中に命中させ、弓の方に入った。ほかのひと達は少し大変そうだった。「皆どもよ。少しヒントを差し上げよう。」王の手下が、地面に飛び降りて、弓矢を手に取った。彼は普通なら届かないはずの的を狙おうとした。ほぼ300mほどはある。「重心はがどこにあるか、矢の向き、想像力、集中力。その4つさえできればこのように…」彼は矢を上の方に飛ばし、弓をおろした。「ど真ん中に当たる。」矢は、的のど真ん中に当たり、突き破った。「構えてみろ。」皆が構えると、一人一人、見て、直していった。僕はあることを不思議に思って、質問した。「これはテストなのでしょう?なぜ助けるのですか?」「皆を守るためだよ。」「?」僕は意味が分からなかった。「どういう意味ですか?」「弓矢は遠距離攻撃がメインだ。だが、刀などで向かい打つと、必ず切り捨てられる。」「それでは魔法使いになればいいのでは?」すると、王様はトンと手を叩いた。「その方法があったか。ちょっと来てくれ。」手下が戻ってくると、こそこそと何かを言っていた。「よし、すべてが当たった人と当たっていない人で分かれろ!」皆が分かれた。「それでは当てることができなかった人!この岩に魔法をかけろ!壊せた人が次に行くことを許可する!」皆は自分が持っている一番強い魔法をかけたが、びくともしなかった。「ちょっとトイレに行ってきます。」僕は席を立って、塀の反対側に飛び降りた。「それでは始めるか。」僕は体にシャドウボディと右目にブラックアイを使い、左目は最近覚えたシャドウクリエイターで、どうアイのような火を作り、隠した。僕はわざと壁をダークネスソードで壊した。勿論正体はガーネさんとお父さんしか知らない。「お、お前は誰だ!」王様は驚いたが、お父さんが「止めなさい」と、止めた。お父さんの顔は少し面白がっていた。「いったい彼は何をするのか…」スタジアムは静まり返った。
2023年5月7日
「列に並べ!」たくさんの人たちが列になり、何かを待っていた。そこには女男様々んいた。「この人たちは?」僕はお父さんに聞くと、その横にいた帰ってきた王様が答えた。「兵たちだよ。戦い、生き残れば1人10円貰えるという仕組みだ。(この世界では10円は10万円)」「しかしなぜ女性まで?」「それは兵が足りないからだ。それに女性が出ることができないというのはひいきだという人がいてな。」僕は納得した。まあ別に女性でも戦う能力がないっていうわけでもないしね。「それでは試験を始める!」王さまはそう叫び、近くにある豪華な椅子に座った。僕たちは上のくらいのゲストとして、その横に座らしてもらった。「試験とは?」僕は試験という言葉に不思議さを持った。「たくさんの訓練を乗り越えることができれば出れるということだ。」「それ、どういう感じの訓練ですか?」すると、わざとのように王は椅子のひじ掛けに肘を置き、まるで社長が考え事をしているときのような格好になっていた。「まずはこのスタジアム1周、それから矢を3発を的のど真ん中に打つ、3発をど真ん中に置くことができると、すぐさま、矢打人(やうにん)(矢を打つ人)になることができる。だが、失敗した人は次の訓練に進む。次の訓練はその時のお楽しみだ。」「あるほど。ありがとうございました。」さすがに王様の友達の息子だからと言って軽々しく話してはいけない。ここでは、の話だが。ダダダダ… 皆は猛ダッシュで走っていた。どうやら早くやった方から次のに早くいけるらしく、全員は他の人より早く終わらしたいらしい。4\1周に行くと、だんだんきつくなってくる。一人ひとりと速度が緩まってきていた。時には誰かが誰かにぶつかり、転び、それにつられて何人もの人が転んだということもあった。それが起こることは不思議でなかった。走っている人はざっくりと200人ほどだ。そして古野スタジアムの大きさは大体1000mほどだ。それを200人もが走るとすると…最初に上位だった人が遅くなればその後ろから誰かがぶつかってくることもある。だから、絶対にぶつからないとは限らない。聞いたところでは、今までで大けがを受けた人が何人もいたとか…まあこの世界ではそういう感じだからね。皆はもうほとんどが倒れていた。まだ30分ほどしかたっていないというのに。その中で1人だけ一切疲れていない人がいた。それは一人の青年だ。彼は一切は知らずに動いていた。どうやってだって?それは簡単だ。彼は自分の魔法を使い、その上に載っているのだ。それを見ても、監視管は何も言わない。なぜかというと、一応ここで魔法を使うのはありだ。戦争ではルールがない。魔法を使ってはいけないというルールはもちろんなしだ。皆がどんどん魔法を使いだした。最後には、争いになってしまった。「ど、どうします?」それを見ていたガーネさんは少し戸惑っていた。「ほっておけ。」そういった歩はお父さんだ。「これも訓練の一部だ。」お父さんの言っていることはあっている。「彼らは戦いを学ばねばならん。この争いも学びの1つだ。」お父さんはじっくりと争っている人たちを見ていた。「なるほど。」
2023年4月30日
僕は岩の前に行き、「シャドウボール、縮小」小さなダークボールをイメージした。まだ大きかったが、僕のシャドウクリエイターで作った影の盾が他の人たちは守った。その後、僕は王様の所に行き、こういった。無論声は持っているマスクで変えている。このマスクは特別に作られた、音声切り替えマスクなのだ。これは僕が黒い布で作った簡単な奴だ。本物とはけた違いだ。これは少し声を低くするだけだし、少し生きずらい。「これでいいのですよね。」「あ、ああ…」王様はとても驚いていた。「そなたはどのぐらい、威力を持っている。」僕はこう答えた。「大体山を一つ、吹き飛ばせますかね。」勿論それは嘘だ。山のてっぺんあら吹き飛ばすことができるが、山1つは吹き飛ばす力がまだない。「…」王様は何かを考えていた。「どうしました。」お父さんがいうと、「何でもない」と答えた。「お前は軍隊に入る権利を与える。」ありがとうございます。」片膝をついてお礼をした。それから続きが行われ、軍隊テストが終わった。「お待たせ―」僕はまるでといれから帰ってきたかのように戻った。「遅かったわね。もうテストは終わったわよ。」ガーネさんも僕のことは内緒にしてくれていた。「そうだったか。」僕は残念。という顔をした。「それで?これから1日半はどうするのですか?」「それから1日半、塀の準備に取り掛かる。それにあいつはどこへ行ったのだ」「あいつ、とは?」「先ほどおられた方だよ。」「多分自分も戦争に備えているのでは」ガーネさんがいいことを言ってくれた。皆はそのことに納得した。「それでは僕も少しの間席を立たせてもいます。」僕は立ち、スタジアムの外へ出ていった。それにつれて、ガーネさんも出てきた。「いったい何をする気なのです?」ガーネさんに聞かれた。僕はお耐えたくなかったが、仕方なく正直に答えた。「今からテクを倒しに行くのだよ。」すると、急にガーネさんが怒り出した。「それはいけません!エルゼンさんが言ったら死にます!あんなに多くの軍隊を倒しに行くなら私も一緒に行きます!」僕はそれを受け入れたくなかった。「それはダメだよ。僕一人で行かないとガーネさんの両親が悲しむだろ?僕はいいから。」だが、ガーネさんはそう艦隊にあきらめないらしい。「そういってもエルゼンさんの両親はどうなのですか!あなたが心だと知ると必ず悲しみますよ!もしも行くなら私もついていきます!」僕は1人で行くと決めていたので、彼女を連れていくことを許可する気はちょっぴりもなかった。「相手には僕よりも強い村闇の魔法の持ち主がいるんだよ。だからそいつだけでも倒さないとこの町は、彼が1つシャドウボールを出しただけで…全滅する。」僕は真剣だった。「だから君もつれていったら危ないんだよ。それじゃあ。」僕はシャドウインを使い、木の影内に入った。「やっぱり森っていいよね。そこら中に影があるから。」僕は森の中で進んでいたが、少し行くと森が途切れ、大きなサバンナになった。そこには待ったく影がなく、シャドウインで入れる所がなかった。「仕方ないか。」僕は一応で体をシャドウボディで隠し、目は片方をシャドウアイで隠し、もう片方はシャドウクリエイターで隠した。無論シャドウクリエイターは何かの影を使わないといけないため、森の影を少し借りた。タタタ… 僕はできるだけ早く走った。できるだけ早く就てくれ! 僕は走り続けて、もう2キロは走っただろう。時速50キロほどで走り続けた。僕の足は疲れてきたが、まだ走り続けた。僕は4キロ走ったところで、一度休むことにした。言い影の場所があったのでそこに寝そべり、目を閉じた。それからどのぐらいたったのだろうか。僕は目が覚めると、太陽がしずま始めていた。もう午前2時ほどだろう。僕の足は完全に疲れが消えていた。「それじゃあまたは走るか。」こんなに走ったのは人生で初めてだ。僕はいいことを考えた。「シャドウボール!」僕は後ろにシャドウボールを打ち、その威力を使って空高く飛んだ。「よし!」僕は空に飛んだ時、いい考えかと思たが、少し悪かったかもしれない。「わわわ!」僕は空高く飛んだため、着地の時、絶対に足を痛める。僕は頭を焼く使わないといけなかった。僕はいい考えを思いつた。ドス。
2023年5月14日
っという音は出なかったが、缶1発だった。もうすぐで僕はお怪我をしているところだった。空気がないが、僕はブラックホールを地面すれすれで出した。「フー、危なかったー。」僕は汗をぬぐった。僕の頭は、ぽっかりと出ている。足は持っているウロコで支えている。「はー、っていうか空気を吸い取って空気のある空間を作ることはできる気がする…」僕は早速試すことにした。「んっと。」僕は空気を入れようとしたが、あることを思い出した。「どうしたら入れることができるだろうか…そうだ。」僕はある名案を考えた。「ここには大きな山がたくさんあるから(山と言ってもまるで岩が岩の上に載って、タワーができているような感じの山)、それから袋を作って…」僕は黒い袋を作った。「そんなカニ空気をありったけ詰めて…」僕はぱっかりと袋を開け、風向きの方向へ向き、走った。すぐに口を閉じると、空気パンパンの袋が出来上がった。「よし。これをブラックホールの中で開けば…」そこだけに、薄い膜ができた。空気型またという証拠らしい。「しかし…小さすぎるな。もう少し大きくするか。」僕は何度もック気をため、ブラックホールの中に入れていた。その頃王国では、「どういうことだ。」お父さんがかんかんだった。「…」ガーネさんは、完全に黙り込んでしまっていた。「彼の居場所が特定できました!」1人の兵が何か紙をもって走ってきた。「どこだ。」お父さんにとって、僕は何かで必要な人物らしい。「ここから8キロほど走って行った後…なぜか泊まり…」兵は顔を変えて口どまった。「どうした。」「か、彼は袋の中に空気を入れています。それも影のように暗い袋を使った。」お父さんはそれは驚いた。「影のように…暗い…袋…で、空気をためているだと?」お父さんは頭を捻り食っていた。「はい。振り回しては閉じ、何やら黒いポータルのようなものに差し込み、空気を出しています。」「…」お父さんは苦笑いの顔になっていた。「どうしますか?彼を戻しますか?」しかし、お父さんは行かないと言い張った。「はい…あなたがそう言うのなら…」兵は外に出ていった。その後、彼はガーネさんに目を合わせた。ガーネさんもお父さんに目を合わせ、2人はコクリとうなずいた。2人の考えは同じのようだ。僕を連れ戻すこと。 それは、すぐに実行された。「少しトイレに行ってくる。」お父さんは席を立った。「わたくしも。」ガーネさんは、ただお父さんと一緒に外に出ただけだが、席を立ったといっていいだろう。ガーネさんのいた場所から動いだのだから。「お前は同じことを考えておるか?」「はい。」お父さんとガーネさんは僕がいたてょう額の山の前で話していた。「それでは行くか。」「はい。」2人は蹴り、突っ走りだした。「よくついて来れるな。」お父さんは真顔でガーネさんを見た。2人の間では、寒ーい容器が流れているため、なにもモンスターが来ない。というか、来れなかった。2人が早すぎたのだ。時速100キロほどで走っていたため、なにも追いつけなかった。最初は森の中で、気が邪魔だったがその後は簡単だった。森を突っ切ると、次には観念の平らな世界しかなかった。それから数分で追いついたが、僕はもうしっ発していた。というのは嘘だ。2人のめちゃくちゃ近くにいた。だが、ブラックホールの中でくつろいでいた。「極楽ー。」地面から拾った砂をしいて、ベッドのように使った。その上では2人が探していた。「ん?何だ、この黒いアナは…あ。」お父さんに見つかってしまったらしい。僕はくつろいていると、急に上からお父さんの顔が出て気、幻覚かと思ったほどびっくりした。「お、お父さん、なぜここへえ?」僕は飛び降り、こけた。まあ無重力だから宙に浮いただけだが。「それよりもだ!」彼はとても起こっていたので、僕は小さくなり、上を見上げていた。「なぜこんなところにいる!」「なぜ…か…」僕は口ごもった。「とにかく出て来い。」僕はしぶしぶ出た。「お前に聞きたいことがある。」
2023年5月21日
「聞きたいこととは?」僕はお父さんの目をばっちりと見て聞いた。「お前はいったいなぜ、こっちの方角に来ている。」「なぜって相手の動きをできるだけ封じるためですよ。」僕は真剣に言ったが、お父さんはいったい何を言っているのだという顔で見てきた。「お前はあることを一つだけ、間違っておる。それは方向だ。お前は全く違う方向に言っているぞ。」僕は驚き、シャドウアイを使った。「あ…」僕は方角を見ると、本当は来たのは図なのに、東北に進んでいた。「…ハー。」ガーネさんはため息をついた。「ガーネさんはどうしました?」僕はくるりとガーネさんの方向を見た。「いや何でもないわ。ただ猛スピードで走り出たエルゼンさんの方向感覚がくるっていたのにあきれただけよ。」どうやら止めたのに走り出た僕に対してまだ怒っているらしい。「うっ。」僕は大ダメージを受け、地面に倒れた。気づくと、僕はどこかの部屋にいた。僕の魔法のように暗い部屋だ。全く何も見えないが、壁を伝っていくとドアがあった。奥からは、話し声が聞こえてきた。「…」僕は無口でナカイはいると、思いがけない人がいた。彼は完全に黒く、目だけしか見えなかったが、記憶にばっちりと刻まれていたため、見てからすぐに彼だと分かった。「お、お前…」僕はダークネスソードを取り出したが、ガーネさんに止められた。「まあまあ、とりあえず座れ。」彼は僕に黒い席をよこした。「どうして敵と話しているんだ?」僕は全く意味が分からなかったので、ガーネさんが説明してくれた。僕が倒れた後に…
2023年5月28日
「エグレス…エルゼン…」ガーネさんは凍っていた。「お前はいったい何者なのだ。」お父さんは険しい顔でエルゼンを見た。「私は…彼の二人目なのですよ…」彼が黒い影をとると、僕だった。「…」お父さんは険しい顔で考え事をしていた。「ほ…本当にエグレスくん…」ガーネさんは青ざめていた。目の前には相手のはずが、仲間の顔がいるのだ。「ということは…」ガーネさんは横の部屋へかけていき、僕を見た。僕はグースピグースピと寝ていた。「やっぱり…」ガーネさんは嘘ではないことが分かり、ぽとりと落ちた。「でも…どうしてエルゼンくんが2人も?」すると、彼は数週間前のことを話し始めた。「3週間前、僕はまだこの世界に存在しなかったんだよ。でも、彼はシャドウクリエイターを彼は使ったんだ。」「シャドウクリエイター?」お父さんはまだシャドウクリエイターのことは分かっていなかったらしい。「シャドウクリエイターとは影を使って何でも作ることができるということだよ。でも、それは完全に黒い。影で作るのだからね。あの時、もう片眼につけていたものだよ。」「あの時とは?」「あの時だよ。壁をぶっ壊して彼がかっこよく登場した。」「あれのことですか…」「あの時に使ったシャドウクリエイターという魔法で僕は作られた。彼は試しとして僕を作り、そのままどこかに行ってしまったんだ。多分誰かに呼ばれたのだろうけど。」「でも完全に黒くなるのでは?」「うん。勿論さいしょはまっくろで大変だったよ。暗くなると自分が見えなくなるし。でも一応こう見ても僕は彼と同じだよ。でも別にクローンだから一切何も食べなくてもいい。だから24時間ずっとどうにかやろうとしていた。毎日毎日修行をしたんだよ。そしたら気づいたら、なんかこんなに強くなっていたというわけだよ。色々大変だったけど今じゃ、町を1つ吹き飛ばすことのできるほどのシャドウボールは打てるようになったよ。でもそれは町のど真ん中で打てないんだよ。」「しょれはどうしてだ?」おとうさんは全くスキのないように警戒しつつ、聞き返した。「シャドウボールというのは光が当たると爆発するんだよ。だから町のど真ん中でやろうとしたら、僕が逃げる前に爆発するし、円形に爆発するから上に逃げても届くし、もしも逃げることができても多分地球の深くまで行くから処理が大変なんだよね。だから今はシャドウボールを保管してるってわけ。」「なるほど。」お父さんは警戒をしなくてもいいと判断したらしく、警戒の目から安心した目に変わった。「それよりそろそろ起きてくるのではありませんか?」「誰がだ?」「彼がですよ。」真っ暗の扉を指さし、ガーネさんは答えた。「やばい。」彼は黒い影で体をまた包み、まるで一切とかなかったかのようなふりをした。そこへ、ちょうど僕が起きて、僕が来たらしい。「それにしてもどうやって空気をこの中に持ってきたの?」ガーネさんはあることに気づき、聞いた。「簡単なことだよ。やった方法は…」
2023年6月4日
「その話はいいとして…」彼は僕の話を切り、2人の方に答えた。「シャドウクリエイターで作った袋に空気をためてこの中に入れた。」「…」その方法は僕と同じだった。「似てるな」「クローンだからでしょうけど…考えが似てる…」「それよりどうして敵がここに?」「その話か簡単っだ」お父さんは話始めた。しかし、それはめちゃくちゃ短かった。「突然現れた」「え?」「突然現れた」お父さんに強く言われ、僕は引いた。「は、はい~…」「とりあえず他に聞きたいことがあります」僕は彼(本名はエグレス・エルゼンだが、僕はまだ知らない)を見て、僕は言った。「あなたはなぜ、僕たちを殺さなかったのですか?」「それは簡単なことだよ」彼の顔は分からないが、ただふざけているわけではないことがはっきりしていた。「君が死ねば…僕も死ぬ」「エグレス・エルゼン」彼が言ったことは分からなかった。「どういうことだ?」「僕は君なん…」そこへガーネさんが話に割り込んだ。「いいところで悪いのですが…」彼女は上を指さした。「もう敵の軍がここまで来ていますよ」上からはかすかに複数の足音が聞こえてきていた。「やば!?」僕は慌てて外に出ようとしたが、周りが見えないことを忘れ、壁にぶつかった。「いたたた…」「こっちだよ」彼はどうにか色を着け、戸の場所を教えてくれた。「それでは」彼は中に消えていこうとした寸前、僕はあることに気づいた。「自分の仲間は見捨てるのか?」「…」彼は何も言わずに入り口のポータルを閉じた。「それじゃあ僕は…」僕は自分のポータルを開き、中に入ると、あることに気が付いた。「「あ」」そこにいたのは彼だった。なぜか、彼が僕のポータルの中にいた。僕はササっと僕は閉じた。「それじゃあ帰るか…ってか…」僕は周りを見ると、一言口から出てきた。「こ、」すると、他の二人も同じことを考えていたらしい。「こ、」「こ、」僕たちは大きな声で言った。「ここはどこなんだー!(僕)」「ここはどこなのー!(ガーネさん)」「ここはどこだー!(お父さん)」僕の頭の中には彼の笑い声が聞こえってきた気がした。「それよりここはどこかしら」僕は周りを見て、あることを思い出した。「そういえば敵が来てたよね」「うん」「ということは僕たち、敵の方向にいるってことじゃない?」「そうだな」僕はというこ事は…と考えた。「僕たちってさっきいた場所の真反対にいるってことか。帰るの大変だな。」しかし、そこはガーネさんが解決していた。「これを使ったら?」彼女は彼女のポータルを出した。「ガーネさんもポータル、使えたんだ」「まあエルゼンさんの戸は少し違って一度行ったところに行けるだけなんだけどね。」僕たちはそこをくぐり、中に入ると、町が…(^^)←これは何かのヒント
2023年6月11日
平和に立っていた。町はいつも通りワイワイと立っていた。「フー、よかったー」僕は地面に座りこんだ。「襲撃があったら…って考えたけど大丈夫だった見たい」僕はほっとしていた。「普通なら来てるはずがないでしょ?」後ろから誰かの声がしてきた。「!?」僕たちは驚いて後ろを向いた。そこには僕がいた。「え?え!?」僕は驚いた。「ぼ、僕!?」「そういえば言ってなかったね」彼は自己紹介をした。「今日は、僕の名前はエグレス・エルゼンと申します。あなたが作り出した、あなたのクローンですよ、エグレス・エルゼンさん。」僕はこんがらかっていた。「もしかしてお父さんとガーネさんはこのこと知ってた?」僕が2人を見ると、2人は横を向いた。「やっぱり…」僕は頭を戻した。「ということは僕が君を作ったってこと?」僕は彼に聞いた。「うん。そういうことさ」だが、僕はあることが分からなかった。「僕は君を作っていないよ」彼の反応を見ずに、続けた。「だって僕はそんなこと覚えていないのだもの。無意識で作れるわけがない。」僕が言い終わると、彼は笑い出した。「なぜ笑う」今度はお父さんが口を出した。「彼が僕を作ったときのことを考えたら笑いが止まらなくて…」彼は笑い続けたが、数分で笑いやんだ。「僕が作ったとき?そんなこと覚えていないぞ。それにしていたとしてもそんなにおかしいことは…」「寝てたよ」彼は言った。「へ?今なんて?」「君は寝てたよ。のんきに、野原でね。」僕は思い出した。田近あの時はシャドウクリエイターで色々なものを作ってたら魔力切れで倒れたんだっけ?気が付いたらなぜか僕が作った全部のものが戻ってたけど。「確か…2カ月前だっけな」彼は遠目をした。「君は木の影で色々なものを作っていたよね。ボールとか箱とか。君は多分魔力切れが起きたんだろう。君は突然地面に倒れ、意識がなくなっていた。でも、意識がなくなっていたというか寝ていただけだから、睡眠中に動き出したんだよ。手と口だけが。そして、少しの魔力で僕が作られた。最初は枕な僕だったけどある魔法で物に色を付けることのできるようになったんだ。」彼は僕と話し方がめちゃくちゃ似ていた。まあ僕なんだけど。「でもどうして…」僕が何か言おうとすると…「簡単だよ。彼らは最後に見た時、数儒キロほど先にいた。なのにどうやって一瞬でここに来ることができる?別にあそこには転移魔法を使える魔法使いはいなかったからね」「いったいどうやって僕の…」いうことが分かった?と言おうとすると、あることに気が付いた。「そういえば僕だったか…」彼はにこりと笑うと、町へかけていった。「暇だから町で楽しんでくる―!」その時僕は思った。 あいつ、僕だけど違うところもあるな…多分自分が作られてからの生活が違るからだろうけど。「僕は…」空を見た。青い空を。「暇だから町の中で楽しんでくる―!」僕は町目が目て突っ走っていった。「やっぱり似てる…」「やっぱり似てるな…」残った2人は同じ時につぶやいた。「ん?あ、」僕は彼と似ていることに気が付いてしまった。「「はー」」ガーネさんとお父さんはため息をついた。
2023年6月18日
「わー!」僕はあまり町見て回ったことがなかったので、町に驚いた。「しかし…」僕はあることに気が付いた。「…金が…ない」僕は一度も何かを勝ったことがなかった。「何か旅に出たいなー」僕は世界の美しさを知ったせいかわからないが、なぜか旅に出たくなった。「でも戦争があるし…」僕は悩んだ。僕が出ると、確実にやられる。人数さで分かる。しかし、できるだけ早く旅に出たかった。「そうだ!」僕はあることを思った。「僕のクローン―」僕は急いで自分の所へかけていった。「おーい」僕は猛ダッシュで町の中をかけていた。自分を見つけると、僕は呼び止めた。「おーい!」彼は僕の方を見て、きょとんとした。「どうした?」「君の助けが欲しい」僕は大声のように、小声で言った。「?」彼は全く意味を分かっていなかったが、説明をすると、彼の顔はぱっと明るくなってから、悪の顔になった。「面白そうだね」「うん」僕たち2人はある、面白い事件を起こそうとしているのだった。
2023年6月25日
「本当にトイレへ行くのか?」僕はついていき、問いかけた。「いや、計画通りに行く勿論s腰は変えないといけないが」「そういうことか」僕たちは山の中に入った。「まずはお前の力を上げなきゃな」僕は彼にいろいろ教わり、彼にも教えた。「よっと」僕は気にめがけてシャドウクリエイターでブラックボールを包み、その中に入った。「そんじゃ!」彼は1つの岩を持ち上げ、こっちめがけて投げてきた。「ひゃ!」僕は顔をかばい、目を閉じたが、何も落ちてこない。その代わり、大きな何かの壊れる音と爆音がしてから外には黒黒に焦げきり、粉々になった岩があった。「どいうこと?」僕は頭をかしげた。すると、外から拍手の音が聞こえてきた。「いやー、運がよかったねー」私の頭に一つの言葉が飛んで来た。「運がよかった?」「うん。この魔法はリスクが10分の1の可能性で君も被害にあうんだ。だから僕は一度、体を焼き焦げにしたことがある」僕は自分が黒焦げになった自分を考えた。「へー」意外と考えることは楽だったので、そんなに驚かなかった。(簡単に考えることができたら驚かないという理屈はおかしいと思うが)「普通驚くだろ!まあ僕なら驚かないがな」やっぱり僕たち2人似ていた。「とりあえずこれで物から守れる理由を教えてくれ」僕は真剣な顔になって聞いた。「まあ簡単に言うと爆発力かな」彼はぶらぶらと歩き回りながら言った。「爆発力?」僕はもっと頭をかしげた。「爆発力で飛んで来たものを押し戻すといった方がいいかな」「ナルほど」僕は分かったかのように納得した。「分かってないだろ」「ぐッ」僕は背筋を伸ばした。「そ、そんなことはない!」しかし、彼は僕だ。簡単に見抜かれた。「普通に顔に書いてあるぞ」「うッ」僕は引いた。「ほら、やっぱりな」彼はため息をついて、もっと説明してきた。「普通ならブラックボールは日に当たるだけで爆発する。でも、その上をシャドウクリエイターで作った何かを使ってかぶせれば日に当たることを防ぐことができる。そして、物が当たると簡単に壊れないものをシャドウクリエイターで作って覆っていたなら普通に跳ねる可能性もあるし、もしも突き抜けたとして、その中にあるシャドウボールが穴から入った光りで爆発する。しかし、少し特殊なシャドウボールを使うと、日に当たった場所だけ爆発するようにできる。僕が教えたシャドウボールはそれだ。爆発すると、飛んで来たものはふっ飛ばされる。まあこの岩はそんなに飛ばなかったみたいだが彼は岩をちらりと見た。」そんじゃあ僕が教えたこともしてもようか今度は僕が教師になった。
2023年7月1日
「うわー」彼は驚いていた。「まあそんなに使わないものだけど」僕はレに持ったものを見て言った。「んで、何て名前?」彼は手に持った物から目を外して僕の方を向いた。「んっと~…考えてなかった」すると、彼はどよーんと僕の方を見た。目では「あほ?」という感じだった。「名前を決めて無くて何が悪い!」僕は怒った。「いや、だって普通は魔法を使うときのスペルが名前だよ」僕はそのことを完全に忘れていたので、少し恥ずかしく思った。「ああ…」僕は顔を振り、また冷静さを取り戻した。「これはブラッキースライムだよ」僕たちの手にはスライムのようにねちょねちょした黒い物体を持っていた。「でもこれって普通野スライムと同じじゃない?」しかし、僕は自慢げに「ち、ち、ち、分かってないね」と言った。「これは壊れることが不可能、それにこれ、」僕は地面の近くにやり、「フューズ」と魔法をかけた。「そこに物体はあるけど影しか見えないようにできる。でも悪いことは…」僕は苦笑いをした。「悪いことは?」彼は僕の顔を覗き込んだ。「これ、解除しないと物体を戻す方法、まだわからないんだよね」彼は驚いた。「ってことはこれを使ってもしも解除の仕方が分からなかったらこれがどこかに一生あるってこと!?」彼はめちゃくちゃ驚いていた。「う、うん」僕は少し顔を伏せた。「まあ仕方ないか、それで、解除の仕方は?」僕は気を取り直した。「解除の仕方は…」それから20分ほど、2人で魔法を教えあっていた。教えあったのは1人1人7つぐらいだ。他の時間はずっとそれで遊んでた。魔法で遊ぶのはおかしいけど。「準備はいい?」彼は僕に言ってきた。「うん」僕たちは2人、自分の隠し方で正体を隠し、敵の方角にあった崖から飛び降りた。
2023年7月9日
影を食べる普通はおかしく感じるが、これは事実でふざけていない。僕は色々試していると、あることに気づいた。シャドウインをしている間、僕が少し顔を出し、空気と影の中で口を開け、前に進んでから口を閉じると、口の中に何かぬめぬめしたものが口に入る。理屈は分からないが、最初は驚いて吐きだそうとしたほどだ。めちゃくちゃ変な感触で味もないが、食べることに成功すると体力が上がり、傷口が癒えるし魔法を使える量も増える。僕は一度めちゃくちゃ食べたが、全くお腹は膨らまなかった。それから数時間後、僕の力はまた元に戻った。だから、僕が予想したのは簡単だ。食べれば食べるほどその功化が消える時間が増えるということだ。だから何かをしたいときはできるだけ食べ、その時間以内にしたいことをするということだ。僕はさっきこの中に入る時、大量に食べた。大体5時間ほど保つだろう。「んで、どんだけ先にあるんだ?」僕は食べたが、彼は昔から僕より訓練を重ねていたため、僕よりはスリスリと障害物をよけれる。だが、あの時からシャドウアイだけは忘れていたらしく、それは僕の方が遠くを見れる。「大体5キロ先だ」「あいつら頑張ってるなー」彼は笑ったが、すぐに真剣になった。「少しスピードを早めるぞ」僕たちはお互いにうなずきあい、スピードを約時速40㎞から約時速80㎞にした。「行くぞ!」「おう!」2人は黙り、ただただ前を向いていた。「…」二人は離すことを忘れていたのではなく、真剣にしていたからでもない。ただ、話すことがなかったのだ。「ンで…何すんだっけ?」あまりにも長かったせいで、彼はやることを忘れてしまっていた。まるで気が遠くなりそうだ。「相手を倒す!…」僕はその時あることに気が付いた。「そういえば敵の方を味方としてしてたんじゃないっけ?そんじゃあどうしてこっちに来たんだ?どうしてこっちの味方になった?」彼は一瞬だけ考えた。答えた。「暇だったから」僕はへ?と顔をゆがめた気がした。「どういう意味?」彼は嫌な顔をしながら言った。「向こうで楽しもうとしたら向こうは真剣すぎてさー、ふんに入るのも一苦労だったよ。自分に偽物の名前を付けて顔も変えて色々ごまかして入れたと思ったら急に群と一緒にこっちへ突入だよー、暇がないからねー。こっちは愉快そうかなーと思ったし僕が出たら面白いかなーって。大当たりだったよ」僕は苦笑いをした。「マジかー。そんな簡単な理由で…逃げ出すね…」僕はどよーんとした。「まあまあ、いいじゃんか、そんなこと」僕は彼を見た。「いや、そんなことじゃないっしょ」急に彼が笑い出したので、なんとなく一緒に笑った。ハハハハハ…
2023年7月16日
「そろそろ出ないといけないと思うけど」僕は影がなくなってきたときに言った。「そうだな、そうするか」彼は影から出ると、木をよけながら進んだ。僕は一度1本の大きな木の上に上がってから影から出た。そうすると、高いところから周りが見えるからだ。僕が周りを見るおt、シャドウアイで相手の軍が見えた。「いた!」しかし、地面目掛けて一直線に落ちていることを僕は完全に忘れていた。ドサ! 僕は地面目掛けて真っ逆さまに落ちた。地面に落ちる直前、彼が僕ん下に黒いスライムで幕をつくたが、まだ地面まで届いてしまった。「大丈夫か?」彼は僕を見てきた。「まあ一応大丈夫だ。ありがとう。それより進もうか」僕たちはまた進みだした。またと言っても今度は影の中ではなくちゃんと足で走った。「後20㎞」僕は彼に言うと、彼は不機嫌そうにいてきた。「それは僕もわかるから」僕はイラついたが、理由は分かっていたので何も言わなかった。ガーネさんたちは気づいていないといいけど…ガーネさんの方では…「また逃げやがった!」お父さんが完全にカンカンだった。ガーネさんは困っていた。「いったいなぜそこまで行きたがるのですか…死ぬかもしれないのに…」ガーネさんはうつむいたまま何かをぶつぶつとつぶやいていた。すると、急に彼女は倒れた。「!?」お父さんが駆け寄ると、彼女は顔色を悪くしていた。「どうしたのだ!」お父さんは何かの光る青い球を彼女の額に当てると、目を丸くした。「なぜ…魔量が切れているのだ…」お父さんは顔をしかめた。「いったい何をしたのだ!」ガーネさんは一言一言ゆっくりと答えた。「転…移…魔…法…を…使おうと…しまし…た…」お父さんはそれを聞き、大声で叫んだ。「何ていうことだ!転移魔法は古代魔法で大量の魔量が必要だ、この世界にも転移魔法を使えた人は4人しかいないのだ。その中でも転移魔法を使いその後たたけたのはたった一人だ。他の3人は転移魔法を使っただけで力尽きたのだぞ。そのたった一人こそこの世の神なのだぞ。とりあえず休憩室で休めばいい」ガーネさんは1人の兵士に運ばれ、休憩室のベッドまで持って行ってもらった。「あいつはどこ行ったのだ…」お父さんは頭を回した。「まさか…」少し前に僕が何をしようとしていたのかを思い出し、彼は敵の襲撃のある北の方ヘ走り出そうとした。そこへ、ある人が気た。「どうしましたか」その正体こそ僕と?僕のクローンだった。説明しよう。僕はお父さんが気づくことはもう知っていた。なので、僕のクローンを一体作り、僕のクローンのクローンを1人って残しておいた。何か怪しまない限り探しに来ることはないだろう。僕はそう考えた。時間稼ぎにはもってこいの考えだ。「は?」お父さんは完全に頭がくるっていた。
2023年7月23日
「いったいどこにいたのだ」お父さんは僕をじろりと見てから目を丸くしていた。「どこかへ出ていったのではいのか」僕(僕自身のクローン)はとぼけた。「ずっといましたよ。まあトイレに」「そうか」お父さんは目を閉じ、1回深呼吸をすると、また目を開けた。「それではお前は今から何をするのかを聞こうか」僕は僕(本人)ができるだけ見つからないようにお願いされたので、僕は「何もする気はないよ」僕はできるだけお父さんを僕(本人)のいる方角へ生かせないという方法を考えた。「そうか。それならいい」お父さんは怪しげな目で僕を見てきた。 ゲッ… 僕はササっと外に出、門の前で座っていた。「まあ大丈夫だろうし少しの間散歩でもしてくるか」僕は立ち上がりシャドウクリエイターで足の下に板を置いた。それを何か動かしたいと思ったら動かすことができて、空に浮きあがった。「ワイ―!」僕はっ空を飛び回っていると、遠くで何かを見た。鳥だ。鳥と言ってもめちゃくちゃデカいしまるで恐竜時代にでも出てきそうな鳥だ。普通の10歳ほどの人間なんか人の見だろう。僕は掘っとこうかと思うと、あることに気が付いた。その鳥のくちばしには一人の女の子がいたのだ。「いったいどうやったらああなったんだ?」僕はおかしくて笑いそうになりそうなおかしすぎてバランスを崩しそうになりながらも鳥目掛けて飛び始めた。すると、女の子はなぜかくちばしから落ち、運よく藁のあった小屋に突っ込んだ。「マジか…まあラッキーだな」僕は彼女が邪魔じゃなくなったので突っ込もうとしたが、あることを思い出した。「そういえば忘れてた」僕はササっとシャドウアイ、シャドウボディとシャドウクリエイターで本体を隠した。前を見ると、あのどでかい鳥が女の子目掛けてトンで言っていた。「やば!」僕は慌てて「ダークネスソード」をだし、デカい鳥を半分に切った。その死体はブラックホールにしまっといた。「あなたの名前は何ですか?」彼女は飛んでいこうとした僕に聞いてきた。僕は答えに戸惑ったが、とりあえずこう答えた。「ああ私の名前ですか。んーっとー、シャドウと言います」変な名前だが、他に考えることができなかった。彼女に彼女はどこに住んでいるのかと聞くと、驚くことに無いといっていた。僕は掘っておくのもかわいそうなので僕の家にいることはできるか聞いてみることにした。部屋はあまりに余っているので。それから僕は自分の家まで彼女を連れていくと、彼女は問だけでも見とれていた。まあ無理もない。門はめちゃくちゃデカい。お父さんによると馬車でも通ることができるためだとか。でも馬車が大体4つぐらい通れそうだ。もしも宙に浮く馬車があれば。僕は彼女を連れて家の中に入った。彼女は周りを見ながらゆっくりと歩いていた。僕はお父さんがいる部屋の前まで行くと、こう言い残して消えた。「この中に入ってください」僕はシャドウインでドアの反対側に行き、ササっとお父さんに伝えると許可を得ることができた。そしてまたシャドウインで影の中に入ると様子を見ていた。彼女が入ってき、メイドに合うとお父さんのいる奥まで連れて行ってもらった。メイドさんが失礼しましたと言い残して消えると、お父さんは彼女を見た。「座れ」お父さんは席を譲り、彼女が座ると、予想外に彼女が最初に話し始めた。「すみません」「何がじゃ?」お父さんはどうやら女の子の相手は苦手らしい。話し方もおじさんらしくなっていた。「勝手にここに入ってきて」「大丈夫じゃ。知っておった」その後彼女が言ったことに僕は吹き出しそうになった。「もしかして未来余地の能力でもお持ちで?」「い、いや、ただある人から聞いておってな。」お父さんは少し反応したが、冷静さを保ちながら続けた。「それで?ここに来た理由は?旅人か?」その後彼女が言ったことは驚いた。違う世界からドアのせいで転生されたとか。転生ってそもそもなんだ?「服装が不思議なのもそういう理由だったか。それで?お前は泊まるところのあてはあるか?」そうお父さんが聞くと、彼女は首を振った。「それではここにすものはどうだ。」「え?」彼女は少し戸惑っていた。「ここに泊まったらどうだと聞いておる。」彼女は急には「ぜひ!」とと叫び、目を輝かせていた。とても不思議な女の子だな。 僕は心の中でつぶやいた。僕はっと端で影から出て、シャドウアイ、シャドウボティとシャドウクリエイターをとってから裏に回った。そこにはガーネさんがいた。どうやらずっといたらしい。すろと、思った通り向こうで聞こえた。「それでは紹介せんといかんな」僕たち2人は外に出た。
2023年7月30日
「あのねー、魔法を教えてほしいの」僕は「え?」と、かしげた。「だって楽しそうだもの」しかし、僕は首を振った。「楽しくないよ」彼女はどうして?と僕を見てきた。「この世界では確かに魔法がある。楽しいし色々なことができる。でもだからこそ戦争が起きるんだ。僕の本体も今は2人で戦争に行っているよ」すると、ガーネさんが僕をじろりと見てきた。「本体、とは?」「あ」僕は周りを見てどうにかしようとした。ガーネさんは僕の本物が戦争に行っていることを知らない。知ってほしくないのだ。だから彼は僕を作った。できるだけ出て行っていることを分からせないために。だから僕たちの役目はたった一つ、ガーネさんたちに偽物だということを分からせないこと。だから今は大問題だった。だが…「えーっと…何でもない」ごまかすのが下手だった。「まさか偽物とかないわよね」彼女は怒ると怖い。「う…」僕は押しに負けてしまった。「やっぱりね」彼女はため息をついて、その横で女の子はオヨオヨとしていた。「あのー…話についていけないんですけど…」僕たちはあ、と彼女を見た。「何でもないよ」ガーネさんは僕をじろりと見てから彼女に明るく言った。「こえ~」僕はぼそっと言ったが、ガーネさんは地獄耳なのか聞こえていた。「何言った?」怒ると本当に怖かった。「ハクシュンッ」僕(本物の)は他知っているとき、突然くしゃみが襲ってきて、背中に寒気を感じた。「まさか風邪か?」彼(僕と一緒に走っている自分のクローン)は僕を見てあきれた。「いや、何かどこかで僕のうわさをしている気がして、嫌な予感もするよ」僕はまたくしゃみをした。寒気は数分ほど続いた。「そりゃあお前、自分のクローンを置いてきたんだから噂ぐらいはされるだろ」彼はのんきに言あ。「そうだといいけど…」僕は心配しながら走り続けた。「とにかく走れ。じゃないと結構近くまで…ってかもう近くまで来てる」彼は多分シャドウアイで見ているのだろう。僕もシャドウアイで前を見ると、大体4キロほど先にいた。「少しスピードを上げるぞ」僕たちはもう少しだけスピードあを上げた。
2023年8月13日
「ちょっと!」ガーネさんに叫ばれ、僕は意識を取り戻した。「ん?どうした?」僕は彼女を見た。「どうした?じゃないでしょう、本物はどこなの?」僕は「さぁ」と言った。「さあってどういうことよ」彼女は僕をにらんできた。いつもの彼女っぽくなさそうだった。「だって作られてからはそこまでは同じ人でもそれからは記憶が異なるから今どこにいるかは分からないね」それは半分本当で半分嘘だった。本当なことは僕は作られてからン本体と一緒にいないと彼が何をしている課は予想しかできない。しかし、嘘は僕が彼の居場所を知らないということだ。僕は本物の僕の居場所を知っている。しかし、それは大体だ。本格的には居場所を知らない。なので、僕は嘘をついているがついていないといえるのだ。しかし、僕はそれが本当だといっていないのでいいと思った。「ついたぞ」彼は僕を向いて言った。「どこ?」僕は周りを見たが、砂で作られたような山ばかりしか見えなかった。「あそこだ」彼は岩目掛けて小さめのシャドウボールを打ったが、大体5mほど吹き飛んだ。シャドウボールの制御はめちゃくちゃ大変なのだ。まあだーよりは簡単だが。ダークネスソードは何でも容赦なく切ってしまい、それを制御することは不可能だ。吹き飛んだ山の反対側に1つの群が見えた。「あいつらだ。どうやら僕が消えてもいいらしいけど」彼は苦笑いをした。「とりあえず倒しに行くか?それとも…」僕がもう一つの案を出そうとしたとき、彼がその案を言った。「楽しむ」僕たちはにやりと笑いあい、前を見た。「シャドウボール」僕が半径1mほどのシャドウボールを投げると、砂漠に直径653mの穴ができた。「何っだ!?襲撃か!?」群の隊長だと思われる人が叫んだ。しかし、僕たちはまだ現れることをよした。「シャドウクリエイター」彼はイノシシを作り、色を付けたが、頭にはダークネスソードを付けた。ダークネスソードは解除すればどうせ帰ってくるからどこに行ってもいいし、壊れないから無くす心配もない。「行け」彼が命令すると、イノシシは群目掛けて走り出した。群は合わ輝て守ろうとしたが、抵抗するためにイノシシは暴れた。だからダークネスソードがっ振り回され、すべての剣が真っ二つになった。少しかかったが、やっとイノシシは倒され、ダークネスソードを彼は解除した。すると、宇宙のように黒い剣は消え、群の隊長は目を丸くしていた。「………」隊長は固まって何かを言ったが、僕は聞き取れなかった。「ばれたか」彼が急にそういったので僕は彼に向いた。「聞こえた!?」僕は驚いていた。「そりゃあわかるよ。だってシャドウアイを持ってるんだから」僕はそういえばと思ってシャドウアイを耳につけた。かすかにだが、はっきりと聞こえた。
2023年8月20日
「シャアドウクリエイター」っ彼は僕のクローンをたくさん作った。「?」僕は彼のクローンなのに全く彼のしていることが分からなかった。「シャドウクリエイター…シャドウクリエイター…シャドウクリエイター」彼はもう50体ほど作っただろう。「とりあえずお前ら、そこら辺に散らばってくれ」周りの影は完全に使い切っていた。「ショーの始まりだ」彼はにやりと笑ってどこかに行った。僕も彼の言われた通り散らばり、周りのクローンたちに溶け込んだ。「!」僕は自分が彼に似ていることに気が付いた。「マジか…」僕は意味が分かった。「いったいこれはどういうことだ!」向こうの軍ではざわめきが起こっていた。奥の山が光りを通しだしたと思ったら今度はたくさんの同意人物(クローン)が歩き出てきた。「この中に本物がいる。見つけ出してみろ」しかし、彼はどんどん山の反対側からクローンを作り続けた。いったい何体作れるんだ! 僕もできるが、そこまで作ろうと思った彼の脳がおかしいと思った。でも彼の脳がおかしいと思ったら…自分の脳もおっかしいって言ってるっことになちゃう! 僕はシュンとした。「どうしますか」1人の軍人が隊長に問いかけているところだった。「見つけ出せ」手を振り上げ、振り下ろすとたくさんの軍人が僕たちの方向へ走ってきた。切っても切っても僕たちはどんどん増える。僕は見つかるはずがない。「向こうは反撃してこない!追い込めー、追い込めー!」群長も走り出ると、僕のクローンたちはにやりと笑った。『もしかして反撃しないと思った?』皆が同時に言うと、群長が止まった。「な…」『ダークネスソード』皆が宇宙のように黒い剣を空中から取り出すと、群を容赦なく切り始めた。血が飛び散る。僕は茫然とした。「いったいあいつはこいつらをどういう風に作ったんだ」シャドウクリエイターは同じものをつ来るが、変えようと思えば人格をっ帰ることはできる。どうやら彼はこいつらを完全に違う人格へと変えたのだ。防具なんか一切役に立たない。ダークネスソードは何でも容赦なく切る。何をしても切れないはずの剣でも。僕のクローンは量が半端ない。しかも死んだとしても他のクローンは気にしない。クローンだから死ねば元の壁の場所に戻るだけだ。それをまた彼が使えばいい。そのプロセスを続けると、群は押され始めた。「撤退!撤退!」群長は向こうへ逃げ出した。勝てないとわかったのだろう。『逃がすとでも思った?』皆はなぜか30x100の列に並んだ。僕はその後ろで見ていた。一番前の列がダークネスソードを群目掛けて投げ、横にずれて後ろに行く。そして次の列が投げる。それを続けると連打ができるのだ。ほとんどがやられてしまった。そこにはとっくに息を引き取った死体ばかり転がっていた。生きているのはクローンが頭にダークネスソードを打ち込んだ。僕が茫然としていると、彼が歩いてきた。「これが…」僕達は大量に落ちている死体を見た。戦争だ。
2023年8月27日
「これが戦争だ」僕達は大量に落ちている死体を見た。「どういうことだ」僕はどういうことかわかっていたが聞いた。「お前、僕なのに分からないのか?」そう聞かれ、ムカッとしたが言い返す前に続けられた。「戦争は殺し合い、血を浴びておかしくない。でも、君は血を浴びない方向を選んでいる。あのドラゴンを殺した時も中身を完全に焼き尽くしてウロコだけにしただろう?」僕はとっさに答えようとした。「それはそれ以外手段がなかっただけで…」「いや、それは違う。君はあのドラゴンがあのままどこかに行くことはシャドウアイで分かったはずだ。でも倒した。ウロコが欲しかった?それは違う。でもないとウロコが落ちているときにあそこまで焦らないはずだ。スムーズにやることができるはず、だからただ理由は1つだ。もう誰にも傷ついてほしくないから、そうだろ」僕は仕方なくコクリとうなずいた。「でもどうやってそこまで分かったんだ?」「だってそのころ、僕はお前と同じことをして、同じものを感じてみて、同じことを考えてたんだからそりゃ分かるだろ」彼はにやりとした。「そういえばお前、あの頃はまだ作られてなかったか」僕はガクリとした。そのころ、彼はクローンたちを消していた。普通に切っているのだ。しかし、影で作ったものは死ぬ、壊れるなどということが起きると元の場所に戻る。だから血など全くない。すべて勝たず蹴ると、今度は群の奴たちの問題になった。「こいつらはどうする?」「別に残しといたんでいいんじゃない?」彼はあさりと答えた。「いいね」一応ほぼ同じ頭を持った僕は簡単に同意した。「でも…どうやって帰えるんだ?また数時間走るのはまっぴらごめんだけど」すると、彼はブラックホールを出した。「こいつを使えば?前に君が僕に向かって打ったシャドウボールでやったように自分でやればいいじゃん」僕ははっと気がついた。「そ、そんな簡単な方法があった…」「まあまあ、楽しかったんだしいいじゃん」僕立ち直り、ブラックホールを使って町の裏にまで行った。すると、ちょうど近くにいた猫がうなってどこかに逃げていった。「とりあえず家に戻るか」僕たちは家の近くまで戻ると、あるものを見た。「誰だ?あの女の子は?」僕は頭をかしげた。「多分あいつが連れて帰ったんじゃないか?」彼は自分が見つからないために作ったクローンを指さした。「あいつね…まあやりそうだね、僕でもやるだろうし」僕は彼をジーッと見た。そしてその横にいたガーネさんを見た。「まさか…」僕はあることを察した。「マジかよ…面どくせ」僕が察したことはこうだ。ガーネさんはもう横にいるのが偽物だということを知っている。そして僕の居場所を探ろうとしているということだ。多分だが、今僕が出たらいhけない気がする。なので、少しの間様子を見ることにした。そうするつもりだった。しかし、あることを感じ取ってそれができなくなってしまった。やべッ 僕は慌ててシャドウインをしてそこから逃げ出し、ある人物を見つけに行った。「いったいどこなんだ!」
2023年9月3日
僕は自分がどこかに行ったことをばれないために僕のクローンを作ったのはそちらもご存じだろう。だが、もう一人作ったのだ。その人物こそさっきまで僕といた僕のクローンのクローンなのだ。今までに数回あったが、クローンを作る時、一瞬でも他のことを考えるとそれがそのクローンに付け足される。なので、僕が僕のクローンのクローンを作っているとき、僕はガーネさんに呼ばれた。急がなくてはという心をもってやってしまったので、今頃何かをしているのかもしれない。だが、ほっとくわけにはいかないのだ。見た限り僕のクローンは成功した。だが、僕のクローンのクローンは失敗したのだと察した。何かの感触を感じたのだ。言葉には表すことのできない感触を。「ん?」ガーネさんがくっさ村の方向を見た。「どうした?」僕は彼女の向いている方を見たが、何も見当たらなかった。「そこに誰かいたような…」僕はそれが自分なのかは分からなかったが、その可能性は高かった。「とりあえず彼女はどうする?」僕は横でずっと突っ立っていた彼女を見た。「とりあえずここら辺を見せてあげたら?」ガーネさんはお願いしたかのように僕を見た。「はいはい、分かりましたよ」僕は全く遠慮なく彼女の手をとって走り出した。「うわー…」彼女は目を丸くしていた。「いい場面にお邪魔するんだけど名はなんという?」彼女はハッとして僕の方を見てきた。「名前を言わなくてごめんなさい。花野恵・崎野と言います」彼女はそういうと、宝石屋に突っ込んでいった。「あ、ちょっと~」僕が連れまわすはずが、僕が振り回される羽目になってしまった。「フー、」僕は山の頂上で寝転がっていると、空を何かが通った。「ん?」僕は目で追うと、地上まで舞い降りていた。「何だあれ?」僕はシャドウアイで見たが、何一つ情報を得ることができなかった。「ということは…」僕はその人物が黒んだということを悟った。なぜかというと、度の生き物にも何かしらの情報はあるはずだ。だが、何かの不具合でクローン、シャドウクリエイターで作られたものは情報をこれぽっちも持っていない。なので、クローンだと察した。「どうしたの?」彼女はまだ気づいていないいらしい。「いや、何でもないよ」僕は彼女に迷惑をかけたくないため、まっぴらな嘘をついた。それに僕の本物にも面倒を擦り付けたくないからだ。だが、見てみたいとも思った。「…」僕が見た限りその人物は本物の僕が作った何かだろう。「…あ…」僕はあることを思い出した。「そういえば…僕のくろんはどこ行った?」僕のクローンとはさっき言っていた本物の僕と一緒に群と立ち向かい、ぶちのめした人の話だ。そのクローンのクローンを僕は一切見ていなかった。僕が作られてから少しの間は見たが、突然気が付かぬ間に消えたのだ。「ヤバい、」僕は走り出した。その後ろに僕を何が何だか分からない目で見ているサキノさんが僕を見ていた。この町が…危険だ
2023年9月10日
この町が…危険だ。 僕は走りながら思った。「???」後ろではまったく意味の分かっていないサキノさんが呆然と立っていた。しかし、僕は気にしなかった。「ちょっとうろちょろしてて」そう言い残し、僕は走り出した。「は、はい…?」彼女は首をかしげながらも歩いて行った。そのころには僕はもう遠くへ行っていた。「見つけた!」僕はなぜかつられていった。ある場所についた。そこには何か黒い塊がある。シャドウボ―ルにも見えるが、違う。もしもそうなら今頃大爆発を起こしているだろう。ということはこれは僕がまだ知らないものか? 僕は考えながらも迷わずその黒い球の中へ突っ込んだ。「ッ…」しかし、考えていなかったこともある。その先に何があるかだ。気が付くと真っ暗な世界にいた。周りには何もなく、黒い世界が続いている。ブラックホールの中にいてもおかしくないが、感触が違う。ブラックホールの中には透明な地面がある。それを歩き回り、移動していた。しかし、この世界は地面がない。だからずっと落ちている感じだ。重力が少し落ちているのか落ちるときに感じる感触はない。しかし、ッ副をみっれば落ちていることがわかる。というか空気がない…「え…?」僕はあることに気が付いた。僕は今空気のない世界にいる。ブラックホールならそうだ。しかし、この世界では普通に息をすることができる。それはおかしい。風圧を感じないということは僕と同じように空気が下へ落ちているのか、ほかに僕の知らない方法を使っているとしかわからない。だが、手を振ってもッ風圧を感じないため、手には空気が触れていない。というか体全体がそうだ。どこもかしこも空気を感じない。そのため、僕が考えることのできることはただ一つ、空気が僕の体内に直接送られているということだ。おかしいかもshしれない。しかし、魔法の世界では何が起きたとしてもあり得る。空中を飛んでいる?風の魔法を使っているのだろう。葉っぱの建物がある?それなら葉の魔法に存在する。地面が盛り上がっている?それなら土の魔法がある。台風を感じ取れない場所から台風が発生した?そんなもの信じるな。風の魔法を利用すれば簡単だ。ただ、たくさんの魔力を使うだけだ。だから体の中に直接空気が送られているのなら風の魔法を使える。しかもクローンがいるとすれば僕たちの持つ影の魔法を使えばいい。日が起きない場所で火事が起きた?それは自然現象でも説明がつくが、日の魔法で簡単に起こすことができる。小さな魔法しか使えない人でも燃えるものがたくさんあればそれを少しもやせ、あとは燃え移るのを見届けるだけだ。だから、何が起きたとしても魔法の可能性があるということだ。たとえ人が急に死んだとしても、水の魔法で体の中の血液をいじくりまわせば殺すことなどたやすい。それは非常に気持ち悪いが、戦争ではよく使われる。なので、僕たちは自分のシャドウクリエイターを工夫し、そういう魔法から抵抗できるように変えた。いろいろな方法で守る方法などあるのだ。今の僕でもお父さんが土の魔法を使っているのか葉の魔法を使えるのかがわからない。今まで聞いたことがあるヒットたちはすべて知らないと言っていた。すべてこっそりと行っているらしい。知っているとしても王しかいないし、聞く耳も持ってくれないかもしれない。もしも持ってくれるとしても僕が聞きにくい。話を戻すが、僕はあることが分かった。これをできるのはたった一人だけだ。信じることができない。だが… 僕は小声でつぶやいた。低めの声で。自分自身だ…
2023年9月17日
「信じることができない。だが…自分自身だ…」僕は低めの声でつぶやいた。「止めないと」僕はどうやって動こうかと考えていると、あることに気が付いた。「僕の魔法は暗闇、ということはここはすべて影ということ…ってことは…」僕は試しにシャドウインを使ってみると、空中に入ることができた。「やっぱり、この世界は完全に影で作られてるんだ」シャドウインは影の中に入ることができる。普通なら地面や壁の中にしか入ることができないが、ここには多分空気がない。立った意味気づいたことだが、壁などに入ることができるのではなく、空気がない場所に入ることができるのだ。ということは宇宙にいればどこにでも入ることができるし、水の中でも可能だ。だからここでも自由自在に動くことができたのだ。動くことができないはずなのに。出る方法がなく、動き回っていると他に誰かを見た。「僕だ」一番最初には犯人の僕かと思いきや…「シャドウボール!」「シャドウイン!何やってんだ!僕が俺か!」どうやら僕の本物だった。「いや、そっちが犯人の僕かと思って」僕は僕の方を見た。「それで、僕、僕はどこにいるかわかるか?」僕は首を振った。「とりあえず僕を見つけるか」僕たちは僕を探しにシャドウインで探し回った。しかし、中は外から見た大きさよりも意外と大きく、探し回るのに一苦労だった。「見つけた…あ…」見つけたのは見つけた。しかし、ある問題があった。目の前には数百人ほどの僕がいるのだ。「ここまでどうやって影を集めたんだー」僕は面倒に思った。「どうせどこかの洞窟にでも行ったんじゃないそこなら?ほぼ無限に影があるし」そういってから彼は付け足した。「まあデカい洞窟ならって話だけど」僕はすべてを切り捨てるのは面倒なので1回で終わらす方法がないかを考えた。「そうだ、シャドウボールなら使えるかも」だが、僕に負けた。「いや、あれって物に当たるか光りに当たるかしないと爆発しないだろ、こんな中が空っぽのものなんかで発動するのか?」彼は1体を真っ二つに切ってみると、軽々と切れた。ダークネスソードが何でも軽々と着ることができるのは承知済みだが、中が一瞬だけ見えた。中は完全に空っぽで、とても薄い膜ができているだけだ。外から見ると普通に見えるが子のクローンはデコピンで穴をあけることができる弱さだった。「それじゃあ…「僕はそこら辺のクローンを集め、1つのクローンにした。たくさんの内カラクローン(ないからくろーん)(中がからなクローン)を使って作ったので、それはそう簡単に壊せなかった。それにシャドウボールを打ち付けると、意外と力が強く、僕たちまで巻き込まれてしまった。さすがに死んだかと思いきや、前に誰かが出てきて助かった。「暗闇光、光り輝くシャドウウォール(影の壁)をもたらせ」その人物がそう言っただけで前に明るい影の壁ができた。その壁はシャドウボールのインパクトをすべて吸い込み、僕たちには一切ダメージが届かなかった。「大丈夫かい、君たち」そ人物は優しそうな目で僕たちの方を見てきた。「しかしなんであんなに君たちがいたんだい?少しびっくりしたよ」僕たちはすこしだけ、少しだけ目をそらしてしまった。「そ、それは……」答えるのに戸惑っていると、向こうが答えを言った。「あれ、」その人物はにやりとした。君たちがシャドウクリエイターでつくりあげたクローンでしょ。
2023年9月23日
「あれ、君たちがシャドウクリエイターでつくりあげたクローンでしょ」その人物はにやりとした。「な!?」僕はその人物をにらんだ。「なぜそれを知っている」「まあまあ、それよりいったいどうして自分を殺そうとしたんだい?」彼は僕を全く怖がらずに聞いてきた。自分はこの世を滅ばすことのできる力を持っているのだ。「そんなことは知らなかった」それ以外考えることができなかった。「ということはジルNの家欲を知らなかったということかい?前に威力を確かめたはずなのに」僕はハッとした。「もしかしてあの時にいたのか」僕は彼を見たが、彼は首を振った。「確かにいたよ。でもその時には自分自身も存在しなかったから。どういう風に言ったらいいのかわからないよ」彼は正体を明かした。「…僕…」彼は顔を変えていただけで僕たちと同じ人類だった。「僕はあるクローンに作られた第3975番目の実験台だ。でもまあ僕は少しおかしくて脱走することを考えたんだよ。それとさっきの壁を作る時に行った言葉は完全に無意味。あれはあのシャドウボールを使ったシャドウクリエイターの壁だよ」僕は驚いた。驚いた理由は何個かある。その一つこそ…「ってかこの星には一体僕たちは何人いんの!?」彼は考えた後、回答を出した。「多分もう5万人はいるよ。失敗作は消されているからもう少し少ないかもしれないけど」僕はゲッと顔を曇らせた。「いったいどうやったらそこまで影が…」彼は勿論のように言った。「だってブラックホールの中には無限に影があるんだよ。しかもあの世界には光りがない。だからいくら影を使っても足されるんだ。だからあの世界は僕たちを作るには絶好の場所ってわけだ」僕は頭を悩ませた。「ということは僕がすべてを消すこともできるということかいな?」僕は考えたが、彼は止めとけと言ってきた。「どうしてさ」彼はため息をついた。「まだわからないのか?自分一人と自分数万人はどっちの方が強い」僕は考えてから固まった。「だろ?君があの大軍をすべて倒せるとでも思った?しかも倒された分は簡単に作ればいい。それだけだ」彼は僕とは違った。しっかりしていて、ドッジではなさそうだ。「それなら一体どうしたらいいのか…」彼は僕の肩に手を置いた。「と、その時にいい案がある。その案は…」彼は詳しく教えてくれた。「という感じだ。どうだ?乗ったか?」僕は頷いた。「その案乗った」僕たちは早速行動に入ろうと…したが、ある問題があった。「ここってどうやって出るんだっけ?」彼は僕を見た。「そういえばどうやって出るんだっけ…」僕たちは気が付いた。僕たちはここに閉じ込められた可能性があるのだと。「壁を壊してみるか」僕はダークネスソードを取り出し、壁を切ってみた。しかし、木っても切っても修復されて穴ができる気配はしなかった。「しかし…そうだ!」彼は案を思いついた。「これならいいかも」彼はあることをした。とてもいい案に感じ、成功数る可能性はとても高いと思ったことを、失敗することはぜえっ体内と思ったことを、とてもヤバいことを。
2023年10月14日
「ブラックホール」彼の考えはこうだ。この世界にこの黒い空間が作られて出られないのならそこから出なくてもいい。他の世界で出ればいいのだ。説明しよう。ブラックホールとは違う四次元世界とこの三次元世界をつなげるポータルだ。どこにでもつなげることができる。しかし、それは違う方法にも使える。移動だ。ブラックホールを使えば何万キロでも軽々と移動できる。ただ、そこを想像できたらの話だ。だからクラックホールに入り、この外側をブラックアイで想像し、そこへポータルを作る。しかし、作る前にブラックホールを閉じる。うまく完全に閉じる一瞬の間に外側、ちゃんとした原っぱの上へとポータルを作ればそこに動くことができる。それはとても便利なことだった。もしも説明が分からなかったら僕は説明が苦手なのでご了承ください。とりあえず話に戻るが、僕と僕は本物の僕が何度も練習していたのでこの方法は鮮やかに成功させた…はずだった。「こ、これは…」僕たちが出ようとしたときに見た光景はとても不気味なのかわからないものだった。目の前には自分が何千人もいた。いや、何万かもしれない。「あいつ…何してんだ…と言っても壊れた自分だけど」彼は遠い反対側を見た。そこには無表情でひたすらシャドウクリエイターでクローンを作っている。「あいつ…何もしないクローン作ってる…」僕はポカーンと見ていた。前に見えるのはとても不気味だった。僕が何千人、何万人も作られているのだった。「とりあえず出ようか」僕たちはとにかくそこから出た。「ってかあれっていったい何?」彼はあきれ返っていた。「だから言っただろ?あいつは何かがおかしいって」確かにおかしかった。あれはとても…「何あれ…不気味…」僕の顔は勝手に青ざめていた。「とりあえず僕はこれで消えさせてもらうよ。これより長くいたら行けないと思うから」彼はダークネスソードで自分を半分に切った。「あ…自分でも消えれるんだ」とりあえずあの事は忘れることにして、さっきの場所に戻った。「お待たせ」さっきの場所では彼女が一と座っていた。彼女は足に顎をのせ、丸まっていた。(現実世界では体育ず割と言っている)見たことない座り方だな… 僕はそう思ったが、気にすることなく彼女の横に座った。「今までどこに行ってたの」彼女はじっと待っていたのだろうか、少し疲れていた。「ごめんね、ちょっと用事があって…まあとりあえず町を回ろうか」そろそろ敵の軍は引き返しているところだろうと判断し、僕は彼女と一緒に町を回り始めた。僕は時々食べに来るので、数人とは仲良しだ。「よう、可愛い嬢ちゃんを連れてデートかい?」今はなしてきたのは肉屋の人だ。とても力が強く、腕相撲で負けたことがない。ただ人懐っこいだけだ。僕は慌てて首を振った。「違いますよ、ただ彼女が僕の家に住むことになって…」そこまで言ったところで彼は目を輝かせた。「この嬢ちゃんを自分の部屋に入れたって?まさか一緒のベッドで?」僕は首がもげそうなほど振った。「だから、違う部屋はあるって。空き部屋を貸しただけだよ」そういったが、彼は分かっていそうになかった。「そうかいそうかい、よかったな」彼は僕の肩をポンとたたき、肉を渡してきた。「おごりだ」僕は深く頭を下げ、町をまた歩き始めた。しかし、ある問題があった。よう、可愛い嬢ちゃんを連れてるじゃないかい可愛いお嬢ちゃんだね、彼女かい?デートかしら…めちゃくちゃ誤解されまくった。
2023年10月22日
「ポフッ、疲れた…」僕は草原に寝転がった。「この町は平和ですね」彼女は町を見降ろしながらつぶやいた。「そうかな、結構おかしなことが起きるけど」「例えば?」彼女にそう言われ、考えた。「例えばドラゴンが出たり、酔っ払いが街中を駆け回っていたり、1つの小屋がぶっ壊されたり、後それは誰の所為かわかってるよね」僕は彼女を見た。「はい…でもあのデカい鳥が悪いんですよ!」彼女は人…というか鳥に罪を擦り付けていた。と言っても誰が罪を問わないといけないのかは分かっていなかった。「まあ話の続きをすれば気が倒れて道がふさがれたり、色々だったよ」やれやれと仕草をしたとき、彼女はぼそりと1人ごとのつもりでつぶやいた。「一番最初の奴以外ほぼ小さなことに思えるのですけど…」「何回った?」僕は彼女を不気味な笑顔でと見た。「い、いえ…」彼女はしょんぼりと小さくなった。「まあ、戻るよ」僕は後ろを向いた。「!?」僕は固まった。「あれって…」遠くには黒い物体があった。宇宙のように暗く、悪魔のように怖い物体が。見た目は多分箱型で、ただ落ちているだけだった。小さかったが、ギリギリ一人の子供が入り込むことのできる大きさだ。「こ、これは…」僕の顔は青くなった。別にまだ何もしていないが、この物体がとても狂暴なものに思えた。ただのカンだが。「これはただの箱ね」突然横からガーネさんが出てきた。「わ!?いつの間にここへ?」彼女はあきれた。「ここに着いてからよ。あなたたちが」どうやら子の草むらに僕たちが付いた時からここにいたといっているらしい。「それなら声ぐらいかけてくれてもよかっただろ」「だから今かけたんじゃないの」彼女は箱に手をかざした。「ライトアイ」彼女の片目が白く光りだした。「まさか…」僕はそれが何なのかすぐに分かった。僕の持っているブラックアイと同じなのだ。しかし、白いだけなのだろう。まあライトアイだからありえる。「分析開始」彼女の目から白い気体が流れ出た。「50パーセント、60パーセント、95パーセント100パーセントと、分析完了」彼女の目から白い光りが消え、彼女はまた元に戻った。「これは魔王からの贈り物かしらね」僕は驚いた。「でもどうやらこれを壊さないと中身は見させてもらえない仕組みらしいわ」僕は一番最初の方法を思いついた。「これを空に思いっきり投げて…」僕はシャドウボールを投げた。「ちょうど影を通せば…」影の中をうまく通せば空中で光りに当たることがないので箱までシャドウボールは届いた。しかし、当たった途端に驚きなことが起きた。「シャドウボールが…」「…吸い込まれましたね」僕たちの顎が外れそうに思えた。「それならダークネスソードで」だが、それも効果がなかった。「でもそうならいったいどうやって開ければいいんだよ」僕あh助けをとるためにお父さんの所へ言った。「少し見させてもらおう」お父さんはすぐに引き受け、じろじろと箱を見始めた。「こういう仕組みか」彼は2分見ただけで笑った。「もう分ったのですか!?」僕は正直驚いた。僕が5分かけてもい着けられなかったものをたったの2分で見つけたのだ。「魔法を使って無理やり開けようとしただろう、」僕は頷いた。「しかしこれは魔法など不要だ。必要なのは人の手だ。」彼は箱のてっぺんに手を置いた。そして横にずらすと…スウ――… 箱の上がズレた。
2023年10月29日
箱の上がズレた。「どうしてわかったんですか?」僕は箱を眺めながら聞いてみた。「簡単さ。これを作ったのはある人物なのだから」お父さんはまるで過去を見ているかのような目をしていた。「昔に魔法を使えなかった男がいたのだ。彼は優しく自分が高い位にいることも気にせず皆を平等に接していた。なので皆からは神様のように親しまれていた。だがある日、彼は重い病気にかかってしまった。今は直すことができるが、そのころは直すことのできない病気だった。だから彼は最後に残った力を使ってこの箱を作ったのだ。自分が死んでから30年後に出てくるように。そしてここにその箱があるということだ」お父さんは懐かしそうに箱を見ていた。「ということは彼はお父さんの親友だったということ?」彼は頷いた。「私よりと凄腕の人だった。リーダーシップもこの町一位だった。一度は王になることだってできたのだ。だが、彼は「私には王はふさわしくない」と言って拒否したらしい」とりあえずと思い、箱を開いてみた。その中には不思議なものが入っていた。への字に折れ曲がっていて、持ち手もある。引くのだと思われるレバーもついていて、その近くには小さな細長いものが置いてあった。「これはいったい…」今までで見たことがない道具だった。「これは見たことがあります。…銃です」さっきまで静かにしていたサキノさんが口を開いた。「ジュウ?何だねそれは?」そんなものはこの世界に存在しないはずのものだった。「これはこのように球を入れ…針金を引けば打てる武器です」彼女はやって見せた。すると、壁には穴が開き、そこから外がうっすらと見えた。「ということはその親友というのは…」僕は彼女を見た。「はい、私と同じところから来た、異世界人でしょう」彼女はその中を眺めながら頷いた。僕が言いたかったことは分かったらしい。「そうだったのか…そうか…」お父さんは何かしらを考えてから立ち上がり、どこかに歩いて行った。「とりあえず僕たちはこれのレプリカを作ろうか」僕はそれをじっくり見てからできるだけ同じのレプリカを作った。しかし、同じにはならなかったので何回も作り直した。そして30分後、やっと同じものを作ることができた。「でもこれを戦争に使われるのは…」彼女の気持ちは分かる。戦争は誰でも避けたいだろう。と言っても僕が知っている人の中ではだが。「いや、これは人を打つ豆に作ったわけじゃないよ」僕はまたそれを改造した。「これで…」僕はその銃で打ってみると、斧が出てきた。「よし、この中にブラックホールを仕込んでその中に斧を大量生産していおいてよかった」僕はその銃を木目掛けて打った。斧は木を突き抜け、奥の木に深く刺さった。前のきは大きな音を立てて倒れた。「よし!」僕は喜んだ。「これで材料集めが簡単になる」僕は無意識に心の中で考えていたことを口に出した。「でも自分の力で何でも作れると思うわよ?」その発言で一瞬だけイラっとした。「いや、だから他の人がっていう話だよ。僕が作るのは偽物、水を作ったとしても本当の水とは少し違う感覚。これもそうだ。見た目は似せていても触り心地は木にも鉄にも似ていないってこと」僕は銃をガーネさんに差し出した。ちょうどその時、客が来た。「サンキュー、あばよ」その銃を盗み、猛スピードで走っていった。「スリだ!」僕は慌てて追いかけだした。
2023年11月5日
「スリといってもここまで簡単に捕まえてしまうとは…」僕は自分にあきれていた。「これなら魔王でも倒せるのでは?」突然彼女はおかしなことを言った。「マオウ?誰?それ」この世界には魔王という生き物は存在しなかった。「あれ?こういうところには…」彼女は何かしらぼそぼそと話していたが、僕には聞こえなかった。「この世界に王とか入るのですか?」僕は考えた。「この国には王という存在がいるけど…この世界の王と言えば…まあ全王だろうね。でも倒す理由がないんだよ。別に全王は悪いことなんかしていないしな…でもしているとしたら…世界で一番強いって言われてる人がいるねでもある問題があるんだ…」僕は少しそっぽを向いた。「それは何?」彼女は興味津々だ。「あいつ…好戦的で暴れん坊なんだよな…」僕はあいつのことを思い出した。最後に見たのは5年前だ。100人の兵が戦っても勝てない化け物だった。彼はその時少しの間だけ僕のあこがれだった。今考えてみてはただの『馬鹿』だ。「ということはその人を倒しましょう!」彼女は完全にノリノリだった。「というかスリを捕まえただけではしゃぎすぎでしょ。スリなんかスローポークだよ」「スローポーク?」彼女は首をかしげた。「何ですか?スローポークとは」彼女が知らなくておかしくないだろう。普通の人には見えないのだから。「スローポークとは世界で一番ゆっくりと動く生き物だよ。しかも形は岩のようだからいつも岩化と勘違いされるんだよ。だから見ても気づかないことがほとんど、このせかいでいちばんよわい生物だともいわれているんだ」僕は僕はぼそりといった。「それでも強いと思いますよ」彼女は僕をキラキラした目で見てきた。「そうかな?」すると、ガーネさんも同意した。「私よりは強いことを保証するわ。彼より強いかは分からないけど」彼が言っている人物は誰なのかわかっていた。「それならこれからどうしようか」僕は2人を見た。「「そりゃあ倒しに行くんでしょう!」」2人は同時に言った。「は、ハハハ…そんなわけ…あるか…」僕は面倒な気がした。「それじゃあレッツゴー!」2人は僕を引きずって歩き出した。「嫌な予感しかしないんだけどな…」僕はしぶしぶとついて行った。しかし、僕たち3人が戦うのは1人ではなかった。だが、そのことを知ることは着くまでなかった。僕たちは先にあった砂漠を歩いていた。「のどが渇いた…」彼女は額に汗を流しながらつぶやいた。「それなら…」僕はブラックホールを出してその中に手を入れた。その中からは水を取り出した。「これでも飲む?はないけど」2人は驚いた。「どうやって水をつかんでるの!?」僕は持っている水を見た。「一時的に氷らせただけだよ。簡単に火を作れば解けるし、それをシャドウクリエイターで囲めばどうにかなるって」僕はシャドウクリエイターでコップを作り、その中に氷を入れた。「でも氷はいったいどうやって…」僕はにやりとした。『火作(かさく)』僕は地面に手を置いて言った。しかし、何も起きなかった。「まあいくら僕が作ったからと言って僕が使えるかとは違うからか」そうつぶやくと、ガーネさんは驚いた。「魔法を…作った!?」僕は当たり前のことかと思っていた。まあ僕にとってはの話だけど『火作』突然横から声が聞こえてきた。ボッ それにつられて何かが燃える音も聞こえてきた。
2023年11月12日
『火作』突然横から声が聞こえてきた。ボッ それにつられて何かが燃える音も聞こえてきた。「え?」僕は声がした方向を見た。「へへへ」そこには一人の少年がいた。「いったいどうやって…」僕は目を丸くした。僕月売り出した魔法を彼は1度聞いただけで活用したのだ。しかも聞いたのは声だけ、火の作り方など声に出していなかった。「簡単だよ、炎とは火専用の人のみが作れるもの、でもこの火作はどの魔法使いでもコツをつかめばできる、僕はただ1度でつかんだだけだよ。運がよかったねー」彼はまるで運がよかったかのように言っていたが、全く違った。これは運なんかで発動できるものではない。僕はわざと時間をかけないとコツをつかめないように改造したのだ。それを簡単に解いたのは運ではない、まさしく実力だ。「いったい何者」僕はまっすぐ彼の目を見た。「それは伝えられないよ。それじゃあまたね、火作」彼は1度しか使ったことない火作をマスターしていた。「…」僕で作り上げた火で飛んでいく彼を眺めながら僕はため息をついた。「僕が作ったのに…彼の方がうまくなってるし」僕がショックを受けていると、ガーネさんがボ腕をつかんで歩き出した。「行ーくーわーよ」僕は空を眺めたまま引きずられていった。「はー、」僕はまだため息をついていた。「まだあのことで悩んでるの?」ガーネさんはあきれた目で僕を見てきた。「いや、ここら辺には嫌な空気が漂ってるなって思ってただけだよ」僕は地面を見下ろした。「やっぱりね」僕はにやりと笑い、ダークネスソードを取り出し地面に差し込んだ。すると、下から奇妙な叫び声が聞こえてきた。「やっぱりね、ここら辺の地面には変な魔力が漂ってると思った」僕はブラックアイを使っていた。少しすると、地面から芋虫が出てきた。だが、芋虫は僕が100人は入りそうなほどだった。「こいつか」僕はダークネスソードを突き立てた。「弱そうだな」僕はダークネスソードを一振りすると、その芋虫は真っ二つに切れた。「まあこんなもん…っては!?」2つにわかれた芋虫は再生し、今度は2つの芋虫がかかってきた。「ライトボール」ガーネさんが1体の芋虫を木っ端みじんにした。しかし、小さいのがうようよと出てきてしまった。「こりゃあきりがない、逃げるぞ!」僕たちは全速力で走った。だが、「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」彼女が疲れてき始めた。「仕方ないか…」僕は彼女をおんぶし、全速力で走った。「もうだめだ―、でもたぶん逃げ切れただろうね」僕は地面に倒れこんだ。「よかった」ガーネさんは地面に座り、汗をふき取った。「というかここって…」そこは周りが完全に死んでいる場所だった。悪が住んでいるところといってもおかしくないと思う。「まさかここって…」僕たちの前には大きなタワーがあった。「うん、そうだ。こここそが…」僕は見上げた。あいつの住んでいる場所だ。
2023年11月19日
「それじゃあ入るよ」僕たちが入ると、そこには何一つ敵がいなかった。「おかしいな…敵がいないなんて」僕は何かのトラップかと思って僕は警戒しつつ進んだ。だが、ほかの2人はもう全く警戒していなかった。「ちょっと、あまりのんきに駆け回ってたら…」僕は警告しようとしたが、それよりも前に彼女がボタンを踏んでしまった。「キャー!」彼女の下に空間ができ、その中に落ちてしまった。「あぁ…」その下を見ると、彼女はスライムの中に首から下を突っ込んでいた。けがはないようだ。「まあ別にあいつも殺しをしたいってわけじゃないだろうしまあわかるか」僕は僕は彼女をスライムと一緒に持ち上げ、地面に下した。彼女は完全にスライムだらけで、ぬめぬめとしていた。「ああああ…」彼女はとてもしょんぼりとしていた。「まあ進もうか」僕たちは歩き、彼女も立ち上がって1歩、歩こうとしたとき…彼女はずっこけた。「アハハハァ…」僕はため息をつき、彼女のスライムを落とす手伝いをした。「これでそれじゃあレッツゴーだね」僕たちは歩こうとすると、今度は3人そろってこけた。さっき落としたスライムがまだ散らばっていたのだ。「いたたた…」僕は地面に倒れ、立ち上がった。今回は落ちないように気を付けて。「それじゃあ行こうか」今度は慎重に歩きながら進んだ。転ぶことはなかった。「それじゃあ…」進もうかと言おうとしたとき、後ろで悲鳴が聞こえた。「どうした!?」僕は慌てて後ろを見ると、ネズミの大群が押し寄せてきた。「なんだ、ネズミか」僕はため息をついた。「たかがネズミでびっくりするか?」「だ、だ、だっで…ネズミはだめー」ガーネさんはそのまま気を失った。「あっちゃー、気絶しちゃった」僕は彼女を地面に寝かせ、ぞろぞろと突進してきたネズミの軍を始末しに歩いて行った。「んんんッ」ガーネさんが気が付いた時にはもうネズミは始末していた。「あれ?ネズミたちは?」彼女は目をこすりながらあたりを見回した。「まあ、跡形もなくしたかな」実際ではブラックホールにしまった。何かいい材料になると思ったからだ。しかし、そんなことを言ったらまた季節されるかもしれないからそのことは言わないことにした。彼女はほっとしてそのまま立ち上がった。「それじゃあ進もうか」僕たちは進もうとしたとき、周りが真っ暗になった。「!?」僕たちが周りを見ると、何一つ見えなかった。「何が起きてるんだ」僕はガーネさんに頼んだ。「了解」彼女はライトボールを出した。「ここは…」その場所は完全に変わっていた。さっきまではコケがそこら中にあって日々も入っている見捨てられた建物のような場所だったが、今では黄金に輝くかべ、豪華な部屋に代わっていた。「よくぞ来た、俺の場へ」遠くから声がしてきた。「誰だ!?」そういったが、この声は知っていた。僕たちの目的だ。
2023年11月26日
「僕たちの目的だ」僕は暗闇の中を見た。「よく来たな、この地獄へ」奥からは声がするが、奥だけに霧が立ち上っていて差異が見えなかった。『光の魔法、名付けてライトウィンド』横でガーネさんが聞いたことのない魔法を唱えた。急に眼が眩むほどの光が起き、目を閉じてしまった。目を開けると前に会ったきりは消えていた。その先には大剣を買ついている悪魔のような人のような人物がいた。「ほう、自分で魔法を作る魔法を持っているとはな、弟子にするかいがある」男は笑い、立ち上がった。「気を緩めるな、あいつは見た目よりも強い。まあ見た目からしてもう強いように見えるだろうが」僕はぼそりとつぶやいた。『シャドウボール』シャドウボールをフルスピードで飛ばしてみるとやはり止められた。ただの叫び声で。「は!」彼がそう言っただけでシャドウボールは吹き消され、僕はほんの少しだけ後ろに下がった。「まあこれは予想済み、でも一体どうやったら倒せるだろうか…」僕は目をつぶり、考えていると何かの気配がした。「そこにいるのであろう、エグレス・カリゲス」僕はその名を聞いて驚いた。「お、お父さん!?」僕は目を丸くした。「どうしてここに?」陰からお父さんが出てきた。「お前が出てからずっとついてきていたのだろう」男はそのまま1歩前に出た。「ああ、だがお前のところに来ていたとは驚きだ」お父さんは男をじろりと見た。「お前が来ることなどもう知ってあった、貴様たち人間は遠くからでも位置の把握が簡単すぎる、少しは用心することだ」男はそういうとまた前に一歩進んだ。「それではここに来た理由をあててやろう、まあ1つしかないであろう。俺に頼みごとがあるのか俺を殺しにきただ」僕はそう聞き、驚きもしなかった。逆にため息をついた。「それ、2つの考えを言っているじゃないか」あいつは強い。強いがとても馬鹿だ。「どうでもいいだろ、そんなこと」あいつは僕たちの方向へ歩き出した。「ライトウォール!」ガーネさんが光で壁を作ったが、簡単に破られた。「そんなことしたって無駄だ、あいつは頭が悪いが体力は僕たちよりもはるかに超えている。まともに遣り合えば勝ち目は0%だ」男は自信満々の顔でこっちを向いてきた。5、4、3、2、1」あいつはカウントダウンを始めた。「0」いったい何が起きるかと思いきや、何一つ起きなかった。「と思っただろう!」彼はとても速いスピードで大剣を振り下ろした。「ウォッと」僕はぎりぎりその場から転がりよけた。「ほう、1発で普通は真っ二つになるのだがな、お前は速い。」僕は大剣が下ろされた場所を見て顔をゆがめた。そこには穴が開いていた。あんなものをまともに食らえば死ぬだろう。「そんなものまともには食らいたくないね」気が付くと、さっきから静かだったサキノさんが消えていた。「いったいどこに…まさか!」僕はあいつがとったのかと思い、あいつを見た。だが、周りには彼女がいなかった。「お前、いったい誰を探しているのだ」男は彼女が消えていることに気が付いていない。というかもしかするとここに来る前からいなかったのかもしれない。「サキノのことなら私が外で待たせた。私が一番信用している人たちを置いておいたので何が起きても大丈夫であろう」僕はほっとしてあいつを見た。「とりあえず質問する、お前はいったい何をしに来たのだ」あいつは笑みを浮かべて僕をにらんで来た。「お前を…」僕はそこで一度声を止めたが、また続けた。お前を殺しに来た。
2023年12月3日
「お前を…お前を殺しに来た」彼は一瞬だけキョトンとしたが、大きな声で笑いだした。「ハ、ハ、ハ、そうか、俺を殺しに来たのか、よかろう、殺してみるがいい」彼の目には一切の恐怖がなかった。恐怖というより楽しみが漏れ出ていた。「ダークネスソード!」僕は彼にめがけて投げつけた。「ふん、こんなもの」彼は剣をつかんだ。一瞬はやったと思ったが、気が付いた。彼の持った場所を。彼が持った場所はとがった場所じゃない。僕もいつも持つ手持ちの場所だ。「ふん、こんなものが通用するとでも思ったのか?」僕は額に数粒の汗を出した。「これは厄介だな…」僕はシャドウボールを遣おうと思ったが、考えてみればここは大量の光があった。窓から入ってきた光が床などに光ってすこし目がくらむ。「ライトボール」僕は頭の中で焦って居るとガーネさんがライトボールを飛ばした。「ほう、これは少し強いな、だが、まだだ」彼はライトボールをキャッチした。だが、ライトボールは爆発しない。「なんで!?」僕たちから見れば彼はもう触っている。だから爆発しているはずだ。「まだわからないか?」お父さんは話に割り込んできた。「あいつはまだ触っていない。風で押し戻しているのだ」僕はお父さんの言ったことに驚いた。「でも…」「いや、あれはまだ触っていない。それは見ればわかる。彼は風の使い手だ。無言魔法を彼は使えるということだ」お父さんは少し考え事をし始めた。「まあ、あの方法なら使えるかもしれないな」僕はお父さんを見た。「あの方法って?」お父さんは僕のほうを見た。「彼の弱点はない。だが、スキは誰にでも存在する。そこをどうにか見つけ出すだけだ」お父さんは小さな葉を地面から拾い上げた。「お前の知っている通り私は葉の力を持っている。その中には葉の物質を変えるということもできるのだ」彼は葉を投げた。普通ならひらひらと落ちるが、石ころのように空高く飛んだ。「な!?」一番驚いたのは僕だった。だが、いくら葉の物質を変えたとしても少しとがった石ころのようだ。奴の顔にぶつかったが、かすり傷1つも入れなかった。「やっぱりだめか」僕はキョトンと彼を見た。「いや、あんな石ころで気づつけることはできないでしょ」しかし、彼は真剣な顔をしていた。「いや、あれは医師の材料じゃない。毒を仕込んだ溶岩だ。」僕はもう一度地面を見ると、そこには黒い物体があった。「ほう、しかしそんなものでできるわけがないであろう」にやりとして。手を手を僕たちのほうへ向かせた。突然と窓が割れ、風が入り込んできた。「こ、これは」その風と一緒に入ってきたのは葉だった。大量のとがった葉。僕たちは風で宙に浮いていたので逃げる方法がなかった。「ふん、そんなもので僕が倒れるとでも思った?」僕はにやりと笑った。「ブラックアイ、ダークネスソード、シャドウクリエイター、ブラックホール、シャドウイン」僕はたくさんの力を使った。まずは彼の情報をブラックアイで探り、ダークネスソードをとり得だす。シャドウクリエイターでたくさんの生き物を作った。この世に存在しないと思われる、空想生物を。ブラックホールからうろこを1枚とり、彼に投げつけた。そしてその後ろにはダークネスソードを投げつけた。彼はそのうろこを切ろうとしたが、少し硬すぎた。そしてその後ろから来た剣が胸に刺さった。「グハッ」彼も少しだけ焦り始めた。「焦るのは集中力を切らす方法」僕はシャドウインで陰に隠れた。奴の陰に隠れればあとはもってこいだ。奴は剣を胸から抜き、投げ捨てた。剣は壁に刺さり、そのまま奥まで突っ込んでいった。「君は僕に勝てないよ」僕は自信満々の声で言った。「ヘイヘイ、それは俺を殺してからいえ」奴も同じように自信満々だった。全くの焦りを感じない。何!?
2023年12月9日
僕は額に汗を流した。なぜ焦らない 僕は奴の目をじろりと見た。奴はニヤリと笑い、一切焦りを表さなかった。「どうした、そっちが焦っているようにしか見えないが」奴はニヤリとしてこっちへゆっくりと歩いてきた。「シャドウイン!」僕は慌てて奴の影の中へと逃げ込んだ。「ほう、こんな事もできるのか」さっきも同じことをした気がしたが奴は自分の影を眺めてなにか考え込んでいた。「それなら影を消せばどうなる?」僕は心臓がドクリとなった。やばい 僕の心にはその言葉が彷徨い込んできた。僕は今奴の影に入っている。しかし、奴の影が消えれば僕は強制的に追い出せる。それよりも前に逃げなければいけないのだ。「それでは私は…」奴は風を起こし、ガーネさんに向けて打った。「ライトヲー…」彼女がそこまで言うとお父さんが止めた。「寄せ!その力をわせるのが奴の目的だ!お前が光を放てば奴の影が消え、追い出されるであろう!」ガーネさんは転がって避けた。しかし、その風は彼女がいた場所へ届く前に力尽きた。どうやら 攻撃する気がなかったらしい。「気づくか」その言葉だけでは少し悔しそうにしていてもおかしくないが、奴の顔を見れば嬉しそうにしていた。「殺す気はなかったが…殺す!」奴は屋根ごと吹き飛ばした。僕たちも。僕はさっと奴の影から出て違う場所に移った。「これはやばいな…」僕はブラックアイでわかっていた、この建物全体が持ち上げられていることを。「フフフ、これを防げるかな?」急に下の方の地面から何かが抜かれる音がした。「まさか!?」僕は予想はしていたが、本当に起きることは完全に思っていなかった。奴は地面にあったすべての木を持ち上げたのだ。風の力で。手を振り落としただけでこの場に大量の気が降り注いできた。「黒き光よ、吾友を守りたまえ」どこからか声がしてきた。と思うと、その場は真っ暗になった。「ここは一体…」自分の体は中に浮いているとわかった。「ここはまさか…宇宙」僕は周りを見てわかった。太陽も地球も見えたからだ。しかし、いつもの見た目ではない。2つともボールのような円として見えた。「この世で一番最強の場、宇宙へようこそ」遠くからは一人の少年が歩いてきた。一人しかいないのに、まるで何兆人もの人がそこに経っているかのような声だった。男の声なのか女の声なのかわからない、沢山の人が同じことを言っているかのような声だった。「ここは一体どこだ」僕は冷静になり聞いた。この場は僕の持っているブラックホールに似ているが、違った。息もできるから空気があることはわかる。ということは本物の宇宙でないことは確実だ。しかし、僕の持っているブラックホールの中には何一つない。ただの暗闇だ。しかしここにはたくさんの星が存在した。その星はそこら中にあり、いくら遠くを見ても続いているとわかる。「ここは僕が作り出した宇宙、本物の宇宙ではないがそうであるという場所」僕が周りを見ると、遠くに他の人達がいた。ガーネさんはキョロキョロと周りを見回っていた。お父さんは冷静に考え込んでいる。しかし、奴はもう何が起こっているかを知っているかのような顔をしていた。まだ余裕の目だ。「お前が来るとはな、宇宙魔法の持ち主、ユーニ・バース」奴はユーニをじろりと見た。「何をしに来た、俺を邪魔しに来たというわけでもなさそうだが」ユー二は無表情のまま前へ進んだ。「あそこを壊されては困ります」彼は僕たちの方を見てきた。「決着をつけるのであればここで済ませてください」
2023年12月17日
「決着をつけるのであればここで済ませてください」ユーニはそのまま消えた。「ほいほい、まあどうせそのつもりだったがな」奴は僕を見た。楽しい人生を送っているかのような目だ。「ん?」周りを見ると、宇宙そっくりの世界だった。そうだ… 僕はあることに気が付き、自分の分身を作った。無限に作ることができる。「知ってた?コイツラも自分の意志を持てるんだよ」自分で1対1体操るのは難しい。だが、自分が操らないのなら?もしも1対1体自分の意志を持つことができるのならば話は別だ。僕が操縦しなくても攻撃してくれる。僕はその中に紛れ込み、攻撃すればいい。彼女は自分で作れるはずだ。 僕はガーネさんを見た。僕はもしかするととある予想としていた。彼女は僕と同じ魔法を使えるのではないかと。少しは仕組みが違うかもしれないが、ライトホールやライトボール、僕のブラックホールやシャドウボールと同じだ。彼女がもしもライトクリエイターとか使えるようになれば僕と同じようなことができるはずだ。奴の笑みはみるみると怒りに変わった。「殺すつもりはなかったが…やはり殺す」ブラックアイでわかる。奴の力は確実に増していた。「逃げるか?いや、進め!」僕は自分たちに命令した。自分たちは僕と同じ脳、感情を持っている。僕がしようとすることは自分たちもするのだ。自分たちは奴にシャドウボールを打った。シャドウボールは奴めがけて飛んでいった。奴もさすがにここまで防ぐことはできない。体中にかすり傷を負った。「貴様…!」奴は大声で叫んだ。「神よ!我に力を託すのだ!」すると奴は光だし、角が頭から1本映え、確実に大きくなった。「フフフ、これで私は神のような存在だ」僕は奴の力を鑑定してわかった。「ということは僕が神よりも強いってことか」「何!?」奴は気づかなかった。僕がもう見せた、とっておきの武器を。「ダークネスソード」僕は暗闇に溶け込み、見えない剣を手に取った。だが、今回は前のような間違いをしない。構えを取り、飛びかかった。「ふん、こんなもの」奴は腕で受け止めようとした。「それは違うね」僕は知っている。この剣の力を。ザキ! 剣は容赦なく腕を真っ二つに切った。「グア!」どうやら再生が少し遅れているようだ。「これで終わりだ」剣を振り下ろすと、奴はその場から消えた。「後ろか!」「遅い!」奴は首めがけて足を振り下ろしてきた。「グハッ!」大ダメージを受け、剣が手から外れた。「これでお前こそが終わりだ」強烈なパンチを頭目掛けて撃ち込んできた。「でも残念、これはハズレだよ」そこにいたはずの僕は消えた。「これは偽物か!」周りを見たが、どいつもこいつも同じに見えた。「さてと、ドイツが本物かわかるか?」片手だけでも結構動けていた。1対1体倒していたが、ついに力尽きた。「これで終わりか」本物の僕は分身を取り込み、ダークネスソードに注ぎ込んだ。「さようなら、大昔の神よ」僕は剣を振り下ろした。「しかしな、本当にこんなあっさり終わらしていいのか?普通ならもうちょっと手こずると思ったが。まあ向こうがはじめに手加減していたから勝てたものの…もしもはじめから本気だったら僕はもう死んでたかもな」ちょうどそこへガーネさんが走ってきた。というか空中を。「よくやりました!」彼女は僕に抱きついてきた。「でもおかしいんだよ。まだ終わっていないような…」だが、とりあえず祝うことにした。「ここから動やっただ出られるだろうか…」そうつぶやくと、元の場所に戻った。どうやら出るという言葉や何かそれを意味する言葉を使えば出れたのだ。うひゃー、やっぱりここはきれいだな 僕は周りにあるきれいな壁を見た。「エグレスさーん!」向こうから声が聞こえてきた。「起きたんだ」僕は入口からサキノさんを見た。「終わったんですか?」彼女は僕を見た。「うん、帰ろうか」そのまま僕たち4人はその建物から出て、お父さんの兵と一緒に帰り始めた。
2023年12月23日